昨年8月6日に広島市で行われた平和記念式典 広島市は11日、8月6日の原爆の日に開催する市主催の平和記念式典について、各国を「招待」していた形式から、開催を告げる「通知」に変更すると発表した。対象は195カ国・地域と欧州連合(EU)代表部で、ウクライナ侵攻が始まった2022年から3年連続で招待を見送っていたロシアやベラルーシなども含まれるという。
同市はこれまで、日本が国家として承認するすべての国の駐日大使と、核兵器禁止条約の非署名・非加盟国の首脳、EU代表部を招待していた。
松井一実市長は11日の定例記者会見で、「式典が『ヒロシマの心』を広めるためのものであるとしっかり理解し、受け止めた上で参列の申し込みをしてほしい」と説明した。