コメの海外輸出8倍に=農業基本計画を閣議決定―政府

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2025年04月11日 18:02  時事通信社

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時事通信社

稲刈り間近のひとめぼれの稲穂=2024年9月、宮城県大崎市
 政府は11日、今後5年間の農業政策の方向性を示す「食料・農業・農村基本計画」を閣議決定した。異常気象や国際情勢の悪化で輸入が途絶えても安定的に食料を供給するため、生産強化や食料自給力の確保を目指す。主食のコメを巡っては、2030年の輸出量を24年比で約8倍に増やす目標を掲げた。

 江藤拓農林水産相は同日の閣議後記者会見で、昨夏の「令和のコメ騒動」を踏まえ、「コメの生産基盤の強化は国民の意思だ」と強調した。

 計画では、パックご飯や米粉などを含むコメの輸出を、24年実績の4.6万トンから30年に35.3万トンに引き上げる。輸出向けの生産増強で、国内のコメ不足に対応できることも視野に入れる。 

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  • そう言うことするから米不足がおきるんじゃ!!
    • イイネ!1
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