“攻殻機動隊”士郎正宗の展覧会が開催 マンガ原稿300点以上を展示、コラボTシャツの販売も

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2025年04月11日 18:21  Fashionsnap.com

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「士郎正宗の世界展」

Image by: ©Shirow Masamune/KODANSHA
 展覧会『士郎正宗の世界展〜「攻殻機動隊」と創造の奇跡〜』が、東京都世田谷区の世田谷文学館で開催される。会期は4月12日から8月17日まで。開会に先駆けてメディア向けの内覧会が開催された。

 熱狂的な人気を誇る漫画「攻殻機動隊」の作者である士郎正宗は、1985年に漫画「アップルシード」でメジャーデビュー。まだ世間に浸透していなかった当時の最先端技術を取り入れ、後にやってくる情報化社会を予見したような独自の世界観は、世界的に高い評価を受けた。

 今回の展覧会では、多様な広がりを見せる作品群をアナログ原稿とデジタル出力原稿で辿るとともに、作家の蔵書や実物の作画ツールなども紹介。士郎のパーソナルな側面にも迫る。

 展示の中心となるのが、士郎によって描かれた漫画の原稿だ。「攻殻機動隊」をはじめ、「アップルシード」「ドミニオン」「仙術超攻殻オリオン」などの作品別に展開されている原稿300点以上を間近で見ることができ、修正の跡や写植の立体感に至るまでリアルに感じられる。

 漫画「攻殻機動隊」の第1巻の表紙が立体的に再現されたフォトブースや、CLAMP、長場雄、河村康輔をはじめとするクリエイターらと士郎のコラボレーション作品など、展覧会ならではの企画も用意されている。

 近年ファッションアイテムとして注目が高まっているアニメTシャツ。今回は展覧会オリジナルTシャツやスウェットパーカに加え、「ギークス ルール(GEEKS RULE)」や「ブレインデッド(BRAIN DEAD)」などの人気ブランドとのコラボレーションTシャツも多数展開。トートバッグやキャップ、靴下などのファッションアイテムのほか、「ベアブリック(BE@RBRICK)」とのコラボレーショントイやフィギュア、サーモタンブラーなど、幅広いラインナップを揃える。

■士郎正宗の世界展 〜「攻殻機動隊」と創造の軌跡〜会期:2025年4月12日(土)〜8月17日(日)※月曜休館(祝日の場合は開館、翌平日休館)会場:世田谷文学館 ※混雑時入場制限あり 4月12、13日は当日券販売なし、オンラインチケットのみ所在地:東京都世田谷区南烏山1丁目10−10

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