高木菜那さん“学生時代”の悩みを告白「論文を書くため、にらめっこして…」3月に大学院を修了

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2025年04月12日 00:31  日刊スポーツ

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Zoffのサングラスをかけてポーズを決める高木菜那さん(撮影・飯岡大暉)

スピードスケート女子で18年平昌オリンピック(五輪)2冠の高木菜那さん(32)が“学生時代”を振り返った。


11日、都内でメガネブランド「Zoff」の2025年サングラス展示会に出席。お気に入りの1本に透明のフレームのサングラスを選択した。「現役時代に使っていた青系のレンズなので」と理由を明かした。


競技中は時速50キロ以上で滑走。目が乾くため、多くの選手がサングラスを着用する。妹の美帆は赤系のレンズを好むと言うが、自身は「赤だと気持ち悪くなっちゃうので。普通の時と同じ色合いになる青系を好んで使っていた」とも説明した。


22年の引退後は、目の悩みも増えた。筑波大大学院に通い「論文を書くため、今までにない時間パソコンとにらめっこしていた」。現役時代もレース映像などを見ることはあったが「講演の資料を作ったり、パソコンを使う頻度がより増えた」という。視力低下に悩まされたが、同社のブルーライトをカットするメガネを使って対策した。


今年3月に大学院を修了し「大人になってから学ぶ楽しさを知った。知らないことを学ぶのはおもしろかった」と振り返る。スポーツウエルネス学学位プログラム(博士前期課程)で運動と健康について研究。「自分にしかできない研究をできた。今後はそういう情報を発信していきたい」と明るい表情を見せていた。【飯岡大暉】

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