<陸上:金栗記念選抜陸上中長距離大会>◇12日◇熊本・えがお健康スタジアム◇女子800メートル2組
日本記録保持者の久保凛(17=東大阪大敬愛高)が大会2連覇を遂げた。2分2秒58で、高校3年に進級してから2度目のレースを制した。
久保は高校2年生だった昨季にブレーク。6月の日本選手権で初優勝すると、同7月には日本女子初の2分切りとなる1分59秒93をマークして19年ぶりに日本記録を更新した。
「前半の部分は1週目、リラックスして入れたんですけど、ラスト100メートルで思うようにリズムを上げることができなかったので。ラスト200メートルの入りは良かったので、タイム的には悔しいんですけど、しっかり勝ち切るレースができたことは良かったかなと思います。やっぱり1分59秒を切るっていう部分が今季の目標…というより、絶対に達成しないといけない部分。もう少し上げていく必要があるかなと思います。今年は東京で世界陸上が開催されるので、必ず1分59秒を切って出場することが今年度の目標です」
今季も1月から記録会に出場。3月には1000メートルで2分40秒23をマークし、U20&U18の日本新記録を打ち立てた。
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今季の目標には、今年9月の世界選手権東京大会での入賞を掲げている。内定条件は参加標準記録(1分59秒00)を突破した上で7月上旬の日本選手権で3位以内に入ること。世界ランキングや8月24日までに開催国枠の参加標準記録(2分00秒99)を突破した場合でも、条件によっては代表入りの可能性がある。
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