三笘薫は今季初のリーグ戦欠場…ブライトン、リード生かせずレスターに9戦ぶりの勝ち点献上

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2025年04月13日 01:10  サッカーキング

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ブライトンはPK2発でリード奪うもレスターとドロー [写真]=Getty Images
 プレミアリーグ第32節が12日に行われ、ブライトンとレスターが対戦した。

 ここまで31試合を消化し12勝11分8敗の成績で9位につけているブライトン。第25節チェルシー戦からは4連勝を好調を維持していたが、その後は1分2敗と3戦未勝利に。8連敗中の19位レスターをホームに迎える今節は連敗ストップと4試合ぶりの白星を目指す。日本代表FW三笘薫はここまで全試合に出場し7ゴール3アシストをマークするなど攻撃を牽引。しかし、今節は負傷によってメンバーを外れ、今シーズン初めてリーグ戦を欠場することとなった。

 ブライトンは立ち上がりから主導権を握り、トランジションの局面でもレスターを凌駕。9分にはマット・オライリーが左へ大きく展開し、シモン・アディングラのクロスからヤンクバ・ミンテに決定機が訪れるも、シュートはわずかに枠の外へ。2−3−5へ可変した形でボールを保持位すると、16分にはライン間でボールを引き出したジョアン・ペドロのスルーパスにアディングラが抜け出したが、ボックス内からのシュートは相手GKに阻まれた。

 27分、カルロス・バレバのスルーパスから左サイドの深い位置へ抜け出したペルビス・エストゥピニャンがマイナス方向へ折り返し、アディングラがダイレクトシュート。VARによる確認の結果、コナー・コーディのブロックがハンドだったとしてブライトンにPKが与えられる。これをペドロが沈めて、ブライトンが先制に成功した。ところが38分、ルイス・ダンクのボールロストから速攻を浴びると、最後はステフィー・マヴィディディに押し込まれ、試合は振り出しに戻った。レスターにとっては実に9試合ぶりの得点となっている。

 追い付かれたブライトンは攻勢を強めるも、オライリーのシュートが右ポストを叩くなど運にも恵まれず、前半を1−1で終えた。

 後半開始早々の50分、ブライトンはエストゥピニャンからのパスをミンテがフリックし、ボックス内に抜け出したオライリーがシュートを放つもGKが好セーブ。その直後には左からのクロスを収めたオライリーがルーク・トーマスに倒され、再びVARを経てPKとの判定が下された。キッカーのペドロはGKの逆を突き、ブライトンが勝ち越しに成功する。

 一方のレスターは失点直後の選手交代を契機にやや盛り返し、67分にはマヴィディディのラストパスからパトソン・ダカがシュートを放つも、GKバルト・フェルブルッヘンが好セーブ。74分には敵陣右サイドでFKを獲得すると、ビラル・エル・カンヌスの精度の高いキックにカレブ・オコリが頭で合わせて同点とした。その後は守備強度の下がったブライトンを尻目にレスターが攻勢を強め、エル・カンヌスのミドルシュートがポストを叩くなど、勝ち越しのチャンスを作る。

 試合はこのまま2−2で終了し、ブライトンはリーグ戦4試合未勝利に。一方のレスターは9連敗を回避した。次節、ブライトンは19日にアウェイでブレントフォードと、レスターは20日にホームでリヴァプールと対戦する。

【スコア】
ブライトン 2−2 レスター

【得点者】
1−0 31分 ジョアン・ペドロ(PK/ブライトン)
1−1 38分 ステフィー・マヴィディディ(レスター)
2−1 55分 ジョアン・ペドロ(PK/ブライトン)
2−2 74分 カレブ・オコリ(レスター)

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