
恋愛関係を続けるには価値観が合うかどうかが大事、といったことはよく言われるが、食の好みも重要なポイントになるだろう。
掲示板ミクルに4月中旬、「飯をくだらないという彼氏」というスレッドが立ち、
「彼氏が『飯なんかくだらねぇ』と言ってほとんどの食材を素材のまま食べてます」
という悩みが書き込まれた。スレ主は20代女性だという。
彼氏に凝った手料理を作ってと言われるのも困るが、ワイルドすぎるのもちょっと……と思う女性は多いだろう。この彼氏はそもそも食に興味がないということだろうか。(文:天音琴葉)
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「料理が面倒くさいだけでは? カップラーメンとか食べます?」
彼氏の食事のスタイルは
「野菜は丸かじりで肉は軽く茹でて食べてます。調味料も一切使ってません」
という独特なもので、困惑しているスレ主は「これって、狐が憑りついていますか?」と真剣に悩んでいる様子。このユニークかつ切実な悩みに対し、コメント欄には様々な声が寄せられた。
まず、彼氏の行動の背景を探るコメントが多く見られた。
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「母親が食育しない人で、生で食べれる野菜与えたり…って育ちなのかなあ それしか理由見えないよね」
「料理が面倒くさいだけでは? カップラーメンとか食べます?」
単に面倒くさいだけという可能性は大いにありそうだ。他に、彼氏が何らかの食事療法を実践している可能性や味覚障害を指摘する意見も書き込まれているが、そのあたりの特殊な事情があれば、さすがにスレ主も気づくだろう。
「料理が楽で羨ましい」という声もあるが……
一方で、彼氏の行動を理解しようとする声や、意外な視点からの意見もある。
「生肉食ってたらキツネでも憑いてんのかって恐ろしくなるけど、きちんと茹でてるならそれは立派な調理。(中略)たぶんキツネは憑いてないよ」
「料理が楽で羨ましい 毎日献立を考えるから面倒」
料理が好きではない女性からしたら、むしろ手間が省けて羨ましいと思うだろう。
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食の価値観の違いは、時に人間関係にも影響を及ぼす。一方で、今後の付き合い方について、こんな意見もあった。
「食事を楽しむという感覚が無いんですかね。(中略)食事を楽しめない人とは一緒にいられないな」
とは、別れを勧めるかのようなコメントだ。食の好みが合うほうが楽しいが、仮に合わなくても他の面で惹かれ合っているなら、別れる必要はないだろう。
彼氏が食に無関心な場合は、次のコメントのように歩み寄ることもできそうだ。
「うちのお母さんの友達の娘もそんな感じでしたが、奮発して牛肉を買ってわさび醤油につけて食べさせたらハマったらしいです。刺激のあるものを食べさせてみてはどうでしょうか?」
押し付けはよくないが、食事の楽しさを彼氏に伝えるくらいならいいだろう。次のコメ主は成り行きに任せるという考えのようだ。
「あなたが美味しそうなものばっかり食べてたら そのうちよだれが出てくるようになりますよ」
食に対する考え方は人それぞれだ。彼氏の行動の裏には、育った環境、単なる面倒くさがりなど、様々な理由が考えられる。食の価値観が大きく異なる彼の個性を尊重するのか、それとも食の楽しみを共有できない関係は難しいと判断するのか。答えはスレ主自身の中にあるはずだ。【参照元:掲示板ミクルhttps://mikle.jp/ 】
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