
インスタグラムに新たな機能が搭載され、その機能が「怖すぎる」とネット上で話題になっている。
うっかり「オン」にしやすい設定になっている
インスタに新たに追加されたのは「地図機能」。これまでもテスト版として一部の地域で運用されていたようだが、4月10日リリースの最新バージョンでより広く搭載された模様。場所が追加された投稿を地図上に表示したり、24時間で内容が消える投稿機能「ノート」に位置情報をひも付けることができたりと便利な機能だが、ネット上の反応は少し違うようだ。
たとえば、みちょぱことタレントの池田美優は10日夜、SNSに《インスタの位置情報のやつ誰得、、、こわいからすぐオフにしました》と投稿し、以下のようなコメントが多くついた。
《私もすぐにオフにしました! まじ怖い》
《え! そんな機能出たの? 怖すぎる》
《そんなの勝手に付けないでよ!!!》
地図機能の何が問題なのだろうか。
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「位置情報をフォロワーさんと共有できる点が一番の問題です。リアルタイムで更新されるので、自分がいまいる場所を他人に知られてしまう取扱注意の機能なのです」(IT系ライター、以下同)
さすがに、何も設定せずに自分の居場所がもれるとは考えにくいが……
「たしかに、一切何もしなければ現在地がフォロワーに知られることはありませんが、要注意なのは、機能をうっかりオンにしてしまいやすい点です。『この新しいアイコンはなんだろう』と画面を進めてくといつの間にか居場所を共有していたということになりかねないのです」
インスタが最新版にアップデートされると、ダイレクトメッセージ画面の上部に「地図」というアイコンが追加されている。これをタップすると、機能の説明が表示されたあとに位置情報をシェアする相手を選ぶ画面が出てくるのだが、設定では最初から「共通のフォロワー」が選ばれているので、そのまま何も考えずに進むとお互いにフォローし合っている人全員に現在地が知られてしまうというのだ。
たしかに、それは危ない。どうしたら“うっかり共有”を防げるのか。
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「位置情報をシェアする相手を選ぶ画面で大きな『シェア』というボタンを選ばず、下にある小さな『後で』を選んで非表示モードにすることが大事です。また、アプリ上の設定に加えて、スマホ本体の設定で位置情報をオフにしておくとより安心できます」
ちなみに、うっかり『シェア』ボタンを押してしまったり、どんなふうに共有されるのか一度見てみたくて『シェア』した人は、地図画面右上の設定アイコン(歯車マーク)をタップして非表示モードを選んで「更新」ボタンを押せば、位置情報の共有をオフにできる。
意識しないうちにプライベート情報がだだ洩れになっていた、なんてことにならないよう気をつけたい。