アーセナルを率いるアルテタ監督[写真]=Getty Images アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督が、ブレントフォード戦を振り返り、プレミアリーグのタイトル争いに言及した。イギリス『スカイスポーツ』がコメントを伝えている。
アーセナルは12日、プレミアリーグ第32戦ブレントフォードとの試合に臨んだ。61分にカウンターからトーマス・パルティが先制点を奪ったものの、74分にヨアヌ・ウィサに同点ゴールを許すと、1−1で試合は終了。2試合続けてドローの結果に終わった。
アルテタ監督は試合後、「結果に失望している」とコメント。勝ち点3を得られなかった不満を漏らすと、「試合を完全にコントロールしていたのに、ひどい失点をしてしまった。十分ではなかったし、やるべきことをしなければ、失点をしてしまうものだ」と続け、失点シーンの対応を悔いている。
またブレントフォード戦でのエミレーツ・スタジアムの雰囲気は、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝ファーストレグのレアル・マドリード戦の時と比べて物足りなかったと感じているようで、「火曜日と雰囲気が違っていたのは確かだ。観客が心の奥底で感じていたかわからないが、我々プロはそれ(サポーターの後押し)の重要性は知っている」と、語った。
この試合で引き分けた2位アーセナルは勝ち点を「63」とし、首位リヴァプールとの勝ち点差が暫定で「10」に。リヴァプールが13日に行われるウェストハム戦で勝利すると、その差が「13」になることからアルテタ監督は、プレミアリーグ優勝は難しいものになったと感じている。
「今日の試合で我々は、プレミアリーグ優勝に挑戦できる可能性を高めることだった。しかしこの結果では、それが実現する可能性は低くなってしまった」
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