新谷仁美「現役続行」宣言「楽しんでもらえる競技者で」5キロの日本人トップは中大卒の山平怜生

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2025年04月13日 19:25  日刊スポーツ

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都内で開催された「ADIDAS TOKYO CITY RUN 2025」にゲスト参加した新谷仁美

陸上女子の新谷仁美(37=積水化学)が13日、東京・新宿区で開催された「ADIDAS TOKYO CITY RUN 2025」にゲスト参加した。オープニングセレモニーから登場し、明治神宮外苑特設コースを走ったアスリートや市民ランナーを応援した。


3月9日に開催された名古屋ウィメンズマラソンは左脚アキレス腱(けん)炎のため欠場。「今の状況を整理できない状況ですが、今後について長く考えている時間は私にはないと自覚していますので、早く決断をして次を決めたいと考えています」とSNSにつづっていたが、この日、ステージ上で「いい時も悪い時も頑張ることを、今日、改めて教えてもらえました。現役続行しますので、これからも楽しんでもらえるような競技者でいたい」と明言して、参加者から拍手を浴びていた。


その後の合同取材では「普段、たくさんの応援を受けているので、今日は反対に応援することで交流できてうれしかった。元気だけが取りえなので」と笑い「走って身体が健康であることが大事で、それを日々、積み重ねていくことが大事なので。その先に結果がついてくれば理想」などと語った。


スピードスケート女子で2018年平昌オリンピック(五輪)2冠の高木菜那さん(32)や、昨季限りで引退したプロ野球の投手でソフトバンク球団統括本部付アドバイザーの和田毅氏(44)も5キロのEKIDENレースに参加。高木さんが「チームパシュート(団体追い抜き)はやっていたけど、チームで1つのものを、たすきをつないでいく経験は初めて。1人ではなくて仲間が待ってくれているので、頑張らなきゃと思って走れました」と満喫すれば、和田氏も「走ったのは引退してから3カ月ぶり。先発投手としては200メートルや300メートルを走ることが多くて、今日の1キロはしんどかったですけど、楽しく走れました」と笑顔を見せた。


公認の5キロ(ロード)レース「ADIZERO 5K OFFICIAL RACE」には青山学院大(青学大)や國學院大(国学院大)の長距離ブロック選手たちが出場。この春に中央大(中大)を卒業し、神野大地が選手兼監督を務めるM&Aベストパートナーズに選手入社、初レースを迎えた山平怜生(22)が13分44秒で日本人トップの3位。1秒差の同2位(5位)には青学大4年の塩出翔太(21)が入った。

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