築155年の古民家に設置された鏡に“得体のしれないモノ”が映り込んでしまった動画が2024年4月、YouTubeで公開され話題に。ねとらぼでも記事で紹介し、現象を目撃した人からさまざまな見解が寄せられました。他にも不思議な現象が起きている同家のオーナーである「村長」さんに、鏡と古民家のその後について話を聞きました。
●DIY目的で購入した50万円の古民家だったが……
村長さんは2021年4月、1868年(明治元年)築の古民家を50万円で購入。運営中のYouTube「古民家ちゃんねる」はもともとはDIYチャンネルで、ゴミ屋敷がきれいになるまでのビフォーアフターなどを公開していましたが、なにげなく設置した防犯カメラに白いオーブ(球体)が多数映る事態に。さらに2023年12月には人影がはっきりと映る“心霊映像”が撮れてしまい、いつしか心霊チャンネルになってしまったという経緯があります。
当時話題になった鏡の映像は2点あり、1つ目の撮影時期は2023年の大みそか。映像は部屋に設置した定点カメラのもので、鏡がピカッと光ったような現象が一瞬みられました。ただこれだけでは決め手に欠けるため公開を控えていましたが、2つ目の映像が撮れたことで公開に踏み切りました。
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●“決定打”となった映像
それは2024年3月。16時台の明るい室内に設置した定点カメラに映っていたのは、鏡に映るドアを誰かが何度も開閉しているように見える異様な光景。留守中に誰かがドアを開けてしまった可能性なども考えましたが、後日現場を確認すると鏡の対角線上にあるドアにはしっかり鍵が掛かっており、風で動くこともあり得ない……。さらに現場を観察していたところ、そもそも角度的にドアが映るはずがないということが判明。鏡に映る正面付近を再度確認するも、ドアのように見えるものはありませんでした。謎だらけでゾクゾクしてくる……。
●現在はどうなった? その後を聞いた
コメントでは「ドアじゃなくて鏡が動いてるんじゃない?」といった意見も寄せられましたが、その場合は「映り込んだのがドアだとしても白くないし……検証した白いドアとは違うよね」など疑問は多く、「異世界への扉?」なんて声も。
解明されない謎現象がワクワクすると話題になり、現在動画は2万8000再生を突破しています。ねとらぼ編集部では、その後の鏡と古民家について村長さんに話を聞きました。
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――投稿や記事には大きな反響がありました。反響への感想や印象的なコメントがあれば教えてください
村長さん:家族で楽しむための別荘にしようと頑張ってDIYしてきたのですが、怪奇現象が起こりすぎていつの間にか危険度7(※)の心霊スポットになってしまいました……。でもこうやって記事にしていただけたのでこれはこれでよかったのかな、と(笑)。
――話題になった“古民家の鏡”はその後どうなったのでしょうか?
村長さん:あの後も鏡は勝手に揺れたり、手形が付いたり、色々と不可思議な事が起きております。それより最近は家中から物音や人の声がたくさん聞こえるので、今はそっちのほうが怖いです(笑)。
――古民家について新しい情報や調査のうえで分かったことなどがあればお聞かせください
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村長さん:去年の夏にフィッシャーズさんに宿泊、調査していただきました。その時の動画にも“変な声”がいくつか録音されていました。
※フィッシャーズさんのYouTubeチャンネルで公開された、ギャル霊媒師・飯塚唯さんを招いた2025年2月の動画で、心霊スポットのレベルとして「(10段階中)7相当」だと評価される場面がありました
(了)
●家族で住みたくて買ったのに……
村長さんは以前に1人でこの古民家に宿泊するも、怪奇音が鳴りまくるといったヒドい目に遭ったため「楽しい別荘計画」をやむなく中止。「古民家ちゃんねる」では、そのチャンネル名に似つかわしくない恐怖の映像を公開中です。一方で村長さんのナレーションは心霊現象が起きているとは思えないほど明るく、「こんな明るい心霊動画の紹介見たことないw」といった声も寄せられるほどなので、気になる人はのぞいてみるとよさそうです。情報はX(@KominkaChannel)やTikTok(@kominkachannel)でも発信しています。
画像提供:YouTubeチャンネル「古民家ちゃんねる」さん
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