写真 プレミアリーグ第32節が13日に行われ、ニューカッスルとマンチェスター・ユナイテッド(マンU)が対戦した。
来季のチャンピオンズリーグ出場権を争うニューカッスルは、公式戦4連勝中と好調。対するマンUは公式戦3戦勝ちなしとなっており、直近のヨーロッパリーグ(EL)リヨン戦(2−2)でミスを犯したGKアンドレ・オナナに休養が与えられた。
先手を奪ったのはホームのニューカッスル。24分にアレクサンデル・イサクの浮き球パスをボックス右で受けたサンドロ・トナーリが右足でダイレクトボレーを放つと、これが見事にネットを揺らした。その後もニューカッスルが攻勢を続けたが、ゴールが生まれたのはマンU。37分にカウンターからボックス右でパスを受けたアレハンドロ・ガルナチョがシュートを流し込み、1−1で後半を迎える。
すると後半開始早々の49分に試合が動く。左サイドを駆け上がったティノ・リヴラメントがGKと最終ラインの間に鋭いクロスを供給。これはファーサイドまで流れたが、ジェイコブ・マーフィーの折り返しをハーヴィー・バーンズが押し込んでニューカッスルが勝ち越しに成功した。
リードを奪って勢いづくニューカッスルは、高い位置でのボール奪取から好機を作り出し、ゴールを重ねていく。まずは64分、前からのプレスでボールを奪ったバーンズがそのままドリブルでボックス内に侵入してフィニッシュ。さらに77分には相手GKのフィードをジョエリントンがひっかけると、ルーズボールをボックス右で拾ったブルーノ・ギマランイスが4点目を記録した。
結局、試合はニューカッスルが4−1で勝利し、プレミア4連勝を達成。勝ち点を「56」に伸ばし、1試合未消化ながら4位に浮上した。3位ノッティンガム・フォレスト(勝ち点57)から7位アストン・ヴィラ(勝ち点54)までの5チームが勝ち点3差の中にひしめく大混戦模様となっている。
ニューカッスルは次節、敵地でアストン・ヴィラとのCL出場権を巡る直接対決へ。一方のマンUは、ミッドウィークのEL準々決勝2ndレグを経て、20日にウルヴァーハンプトンをホームに迎える。
【スコア】
ニューカッスル 4−1 マンチェスター・ユナイテッド
【得点者】
1−0 24分 サンドロ・トナーリ(ニューカッスル)
1−1 37分 アレハンドロ・ガルナチョ(マンチェスター・ユナイテッド)
2−1 49分 ハーヴィー・バーンズ(ニューカッスル)
3−1 64分 ハーヴィー・バーンズ(ニューカッスル)
4−1 77分 ブルーノ・ギマランイス(ニューカッスル)
【動画】ニューカッスルが圧巻の4発!