ホリエモンこと実業家の堀江貴文氏(52)が14日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。9日に当チャンネルで公開したビジネス企画「REAL VALUE」内で、起業家にペットボトルを投げ付けて激怒した真意について語った。
当該動画は公開3日で再生回数が200万回を突破。堀江氏は「誰でも芸能界に挑戦できる世界にしたい」と主張する、タレントコミュニティー事業の起業家と対峙(たいじ)した。起業家から「堀江さんはご自身で演技が上手だと思いますか」と質問され「俺は下手だよ」と即答。再び起業家から「では、なぜ舞台に出るのかなと思って。僕は下手な方々が舞台とか映像に出ることによって、まだ売れてなくて技術のある役者さんたちの芸能のチャンスをつぶしてると思ってるんですよ」と言われると、堀江氏は怒りの表情を浮かべ、ブチ切れた。
堀江氏は、YouTube「令和の虎チャンネル」2代目主宰で株式会社FCチャンネル代表取締役の林尚弘氏(40)とタイのバンコクにいると明かした上で「あまりにも失礼なこと言われたからさ。お前なんで、下手なのに舞台出てるんだよって言われて。ちょっとあぜんとしちゃって」と切り出した。
続けて「俺が主催して俺がプロデュースしている舞台だし、俺のお客さんが見に来てるんだから、俺出ないとマズイよね、みたいな。下手だから出るなとか、うまいやつの席を奪うなとか言われて、ちょっとお前何言ってんのと思って。俺、結構ブチ切れて、頭が真っ白になっちゃって」と語った。
林氏から「盛り上げるためにわざと怒ったとか、いろんな論争が起こってますけど」と聞かれた堀江氏は「いやいやマジで普通にブチ切れたんですけど」と台本の存在を否定。さらに林氏から「再生数回すためにわざと怒ったんでしょ」と聞かれ、「それはない。関心ないときはスマホをイジってるから。スマホをイジってるということは関心がない。別につまらない案件はただつまらなくボーッとしてるから。あれは本当にブチ切れたんだけど」と補足した。
|
|
そして堀江氏はフォロワーから脚本家、秋元康氏の言葉を紹介されたことを明かした。秋元氏は「僕は歌の下手なアイドルの曲を、詩をいっぱい書いてきました」と常々語っており、当初音程を外して歌っていたアイドルでも徐々に「味が出る、魅力につながる」などと語っていたという。
堀江氏は自身が出演していたミュージカル「クリスマスキャロル」を例に挙げ、「7、8回やってると、うまくなっちゃう、それなりに。俺の客から『最近、堀江さん、うまくなってるよね、つまらないよね』って。これはうまくなっちゃったらダメなの?と。『下手なのに一生懸命やってたから感動していたのに、うまくなったらつまらない』って言われて」と語った。その上で堀江氏は起業家に対し「そこも理解してなかった」とした。
堀江氏は「REAL VALUE」内で起業家に向かってブチ切れた際に「俺のことめっちゃディスってんじゃねーかよ。俺は誰でもじゃねーのか? あ? あ? は? バカじゃねーの。バカだよ、お前バカだよ」「偉そうなこと言うんじゃねえ。バカが!」「偉そうな口利くな、このクソ野郎が!」「お前らみたいなのが芸能界の質を下げている。ブーブー文句言いやがって。お前の実力不足だろが」「お前はケンカの売り方を間違えてる」「クソが!」「嫌だよ」となどとぶちまけ、手にしていたペットボトルをスタジオ地面に投げつけた。
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 Nikkan Sports News. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。
東京や大阪に「偽基地局」か(写真:ITmedia NEWS)101
東京や大阪に「偽基地局」か(写真:ITmedia NEWS)101