
大阪土産の定番といえば「551 蓬莱」の豚まんですが……実は東京には創業者の孫が手がける豚まんの専門店があるんです!
この春には秋葉原の駅構内に初のチルド専門店がオープンしました。差し入れや手土産にちょうどいいラインナップをそろえているうえに、なんと出来立ての豚まんも販売しているらしいの……!!
【どんな店?】
「東京でも豚まんを気軽に味わってもらいたい」という想いのもと、551 蓬莱・創業者の孫が立ち上げた「羅家 東京豚饅」。
2021年にオープンした東京・恵比寿の1号店を皮切りに、自由が丘、新宿、吉祥寺、川崎と店舗数が増加。「あの名店の孫が手がけた店」と評判を呼び、連日行列ができるほどの人気店となりました。
2025年4月7日には、JR秋葉原駅構内・エキュート秋葉原にチルド専門店が登場したみたい。というわけで、さっそく現地へ行ってまいりました!
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【運が良かった? 並ばず買えたよ】
山手線で秋葉原まで向かい、ホーム下にある改札内へ階段を下りていくと店舗を発見。私が訪れた日は平日のお昼11時半頃、SNSでも話題になっているので行列を覚悟していましたが……なんと並んでいたのは1人だけ。
想像以上にスムーズに買えてラッキー♪ さまざまなメニューがあるなかで私が選んだのはこちらです。
・チルドAセット[豚饅(4個)・焼売(6個)・保冷バッグ付き](2300円)
・出来立て豚饅(300円)※数量限定
チルド商品を取り扱う専門店であるものの、なんとカウンター左側には出来立ての豚饅を提供するスペースがありました。せっかくなのでチルドと食べ比べしてみることに!
【出来立てかチルドか…豚饅を食べ比べ!】
■出来立て豚饅
東京豚饅の具材は「豚肉」と「玉ねぎ」の2種類のみ。食感やうま味を引き出すため、異なる3つの部位を使用した豚肉と玉ねぎをバランスよく混ぜ合わせ、秘伝のレシピで調味料を配合しているといいます。
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さっそくひと口食べてみると……生地がもっちもちであま〜い! 具材は肉の旨味たっぷりでジューシーですし、玉ねぎのシャキシャキ感もしっかり感じられて食べ応え満点です。
■チルドの豚饅
続いてチルドの豚饅をいただきます。しめらせたキッチンペーパーをのせてラップをふんわりかけて、電子レンジでチンすればできあがり〜!
チルドも出来立てとほぼ同じ味わいで、肉肉しくてボリューミー。シャキシャキとした玉ねぎの歯ざわり×甘みのあるもちもち生地もそのままで、このクオリティーがレンチンだけで食べられるだなんてありがたすぎます。
<ふたつの違いは?>
出来立てとチルドの違いをあげるとするならば……「出来立てのほうがより弾力があるように感じられる」ことくらいでしょうか。
なお、チルド豚饅は蒸し器やせいろで蒸してもOKです。ひょっとしたら、蒸し器を使うことで出来立てと同じ弾力を再現できるのかも……!!
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そして忘れちゃならないのはチルドAセットに含まれる「焼売」です。
豚饅と同じく豚肉と玉ねぎを使用しており、豚饅に負けずとも劣らないおいしさ。お肉がみちみちに入っており、噛むたびジュワッと肉汁を感じるパンチのある味わいがしました。
別添えのやや酸味のあるカラシをつけることで「味変」もできちゃいますよ〜!
【注:現金は使えません】
出来立てもチルドも食べてみましたが、両方とも甲乙つけがたいほどおいしい。それもそのはず、チルド専門店の商品はすべて手作りで、蒸し立ての状態を損なうことなく鮮度が保たれているのだそうです。
ちなみにチルド商品には「消費期限は購入日を含めて冷蔵庫で4日」といった特徴があります。比較的長めなのでお土産にもちょうどいいかも♪
またチルド専門店では現金が使えないのでご注意を!
※価格はすべて税込みです。
参考リンク:エキュート秋葉原、プレスリリース
執筆・撮影:田端あんじ
Photo:(c)Pouch