
バレーボールのSVリーグチャンピオンシップ(CS)進出会見が14日、都内で行われた。初代王者を目指す男子6チーム、初代女王を目指す女子8チームが出席した。
【写真を見る】SVリーグ初代王者へ ! 大阪ブルテオン山本智大「優勝に向かって頑張りたい」女子・大阪マーヴェラス田中瑞稀「初代女王目指す」
前日、レギュラーシーズン(RS)最終戦で優勝を決めた大阪ブルテオンからは、オリンピック™2大会連続出場の山本智大(30)が登壇。「レギュラーシーズン1位で通過することができて、非常にうれしく思います」と話し、「去年決勝戦で負けたので、その悔しさ晴らせるようにいい準備をして、優勝に向かって頑張っていきたい」と昨年の雪辱を誓った。
RSを16連勝し大阪Bを猛追したが、あと一歩及ばず2位でCS進出となったサントリーサンバーズ大阪からは主将の藤中謙也(31)が出席。「レギュラーラウンドは2位で通過という形になってしまいましたが、シーズン終盤からチームとして良い戦い方ができていると思います」と話し、「その勢いをしっかりと保ちつつ、目標であるSVリーグ初代チャンピオンという所を掲げながら最後まで戦い抜きたい」と意気込んだ。
18日から始まるチャンピオンシップは、男子のRS上位6チームによるトーナメントで争われる。RS1位の大阪Bと2位・サントリーは準決勝から出場する。
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女子は、RSを37勝7敗で1位となった大阪マーヴェラスの主将・田中瑞稀(29)が登壇。「レギュラーラウンドを1位で通過した結果をしっかり自信に変えて、チャンピオンシップでは、まずは目の前の一戦一戦にしっかりフォーカスをして、自分たちの精度のいいバレーボールを展開できるように、初代女王を目指して頑張っていきたい」と意気込みを述べた。
大阪MVと準々決勝で対戦するRS8位、Astemoリヴァーレ茨城の上坂瑠子(25)は、「私たちは束になって、全員で目と目を向き合って最後まで諦めず、ボールを追いかける姿勢だったり、最後の1点を粘り強く取っていく姿勢だったり、そういった部分で1点1点を積み重ねて勝ちにいきたい」と、対抗心を燃やした。
■SVリーグ チャンピオンシップ
男子はRS上位6チーム、女子はRS上位8チームが出場する。男子は3位と6位、4位と5位が準々決勝を戦い、3連戦のうち2勝したチームが勝ち上がり、勝者が準決勝で2位と1位と対戦する。女子はRS1位と8位、2位と7位、3位と6位、4位と5位が準々決勝を行う。
【男子準々決勝】
ジェイテクトSTINGS愛知(RS4位)VS 東京グレートベアーズ(RS5位)
ウルフドッグス名古屋(RS3位)VS 広島サンダーズ(RS6位)
【女子準々決勝】
大阪マーヴェラス(RS1位)VS Astemoリヴァーレ茨城(RS8位)
NECレッドロケッツ川崎(RS2位)VS 東レアローズ滋賀(RS7位)
SAGA久光スプリングス(RS3位)VS ヴィクトリーナ姫路(RS6位)
デンソーエアリービーズ(RS4位)VS 埼玉上尾メディックス(RS5位)
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