都心近接で“研究特化”ラボ着工‐三井不動産「リンクラボ東陽町1」が狙う次の産業集積
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2025年04月14日 16:30 マイナビニュース

画像提供:マイナビニュース三井不動産は4月10日、新しいアセットクラスである賃貸ラボ&オフィス事業「三井のラボ&オフィス」の「都心近接型」である「(仮称)三井リンクラボ東陽町1」を着工した。竣工は2026年夏を予定。
同施設は、東京メトロ東西線「東陽町」駅より徒歩10分の場所に位置する。大手町エリアまで電車で約10分と、都心へのアクセスも良好。汐浜運河に面した立地を活かし、水辺にテラスを設けるほか、運河側からもアクセス可能な通用口を設置するなど、開放感のある設計が特徴となっている。
三井リンクラボシリーズでは、これまでライフサイエンス領域をターゲットとして展開してきたが、同施設では工業専用地域の特性を活かし、半導体、エネルギー、食品、化学、宇宙など多様な事業領域の研究開発ニーズを包括的にサポートする。
共用部には、社内外のコミュニケーションを促進するLINK-Jラウンジや会議室を設置。快適な研究環境のため、カフェやコンビニといった施設も整える。
大型機器の搬入・設置が容易に行える仕様に加え、大容量の電気供給や効率的なダクトルートの確保にも対応する。企業ごとのニーズに柔軟に応えることで、新産業の創造・育成につながる多様な「場」を創出し、さらなるプレイヤーの集積を促進していくという。(フォルサ)
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