マンUが不名誉な記録を更新…プレミアリーグ創設後のワースト勝ち点が確実に

　マンチェスター・ユナイテッドがニューカッスルに敗れ、不名誉な記録の更新が確実となった。

　マンチェスター・ユナイテッドは13日、プレミアリーグ第32節でニューカッスルと対戦。先制を許した後に一時は同点に追いついたが、その後さらに3失点を喫し、1−4というスコアで敗北した。

　この試合に敗れたマンチェスター・ユナイテッドは現在、「勝ち点38」、「10勝」、「38得点」という成績でリーグ戦の第32節までを消化。アメリカメディア『ESPN』によると、プレミアリーグ創設以降では、いずれの数字も32試合消化時点における同クラブ史上のワースト記録となっているようだ。

　そして「勝ち点」に関しては、シーズンワースト記録の「58」を更新することが決定した。リーグ戦は残り6試合であり、仮にマンチェスター・ユナイテッドがすべての試合に勝利したとしても勝ち点「56」でフィニッシュすることに。そのため、2021−22シーズンに記録した、過去最低の「58」ポイントを下回ることが確実となった。

　なお、過去最少の勝利数は21−22シーズンの「16」となっているため、残り6戦で6連勝を飾らない限り、この数字も更新されることに。ゴール数に関しては、15−16シーズンの「49」が過去最少のため、最低記録の更新を避けるには残り6戦で11ゴール以上を奪う必要がある。

　昨季、マンチェスター・ユナイテッドはクラブ史上最低となるプレミアリーグ8位という結果に終わった。今季は現時点でリーグ14位に沈んでおり、8位フルアムとの勝ち点差は「10」ポイント。プレミアリーグの順位においても、過去最低を記録する可能性が高くなっている状況だ。


【ハイライト動画】ニューカッスル vs マンチェスター・ユナイテッド