初心者も登りやすい「西日本の日本百名山」おすすめ3選 山歩きをサポートするアイテムも紹介【2025年4月版】

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2025年04月14日 18:50  Fav-Log by ITmedia

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初心者も登りやすい「西日本の日本百名山」を紹介

 西日本には、豊かな自然と文化に彩られた「日本百名山」が点在しています。その中には、標高や距離が程よく、登山初心者でも安心して楽しめる山がいくつもあります。

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 本記事では、初めての登山にもぴったりな「西日本の3つの百名山」を紹介します。あわせて、快適な山歩きをサポートしてくれる「おすすめのギア」も厳選したので、ぜひ参考にしてみてください。

●初心者も登りやすい西日本の日本百名山おすすめ:伊吹山(滋賀県・岐阜県)

 滋賀県と岐阜県の県境に位置する「伊吹山(いぶきやま)」。標高は約1377mで、滋賀県では最高峰にあたります。山頂からは琵琶湖や比良山系、日本アルプスまで見渡せる大パノラマが広がり、四季折々の絶景を求めて多くの人が訪れます。

 登山道には多くの高山植物が咲き誇り、ルリトラノオやコイブキアザミなど、ここでしか見られない花々との出会いも魅力の一つです。

 「伊吹山ドライブウェイ」を利用すれば、標高約1260mの9合目まで車でアクセスでき、山頂までは長くても片道約1時間。体力に不安がある人や、短時間で登頂したい人にもおすすめです。

 春先は一部の区間で、残雪の上を歩く可能性もあるため、チェーンスパイクや防寒着があると安心です。周辺には博物館や温泉施設、道の駅などの観光施設が充実。下山後に立ち寄れば、より満足度の高い日帰り登山となるでしょう。

6合目付近での登山道の大規模な崩壊により、2025年4月現在、滋賀県米原市側の麓からの登山は禁止されています。また、伊吹山ドライブウェイは2025年4月18日ごろまで冬季閉鎖中のため、道路上の通行および歩行はできません。

●初心者も登りやすい西日本の日本百名山おすすめ:大山(鳥取県)

 鳥取県にそびえる標高約1729mの「大山(だいせん)」は、中国地方の最高峰。独立峰ならではの堂々とした姿が特徴です。その美しい山容から「伯耆富士(ほうきふじ)」とも呼ばれ、地元の人々に親しまれてきました。

 登山ルートは整備されており、メインコースである夏山登山道を使えば、片道約3時間で頂上に到達します。危険箇所も少なく、初めての本格登山にもちょうどいいレベルです。

 大山の魅力は、なんといっても開放感のある絶景。周囲に高い山がないため、山頂からは中海や島根半島まで一望でき、達成感もひとしお。標高約1300mあたりで森林限界を迎えるため、通常より低い場所から広大な景色や高山植物が楽しめるのもうれしいポイントです。

 往復6時間程度で本格的な山の醍醐味が味わえるため、夏に向けて少し長い距離を歩いてみたい、と思っている人にもぴったりです。

●初心者も登りやすい西日本の日本百名山おすすめ:久住山(大分県)

 標高約1786mの「久住山(くじゅうさん)」は、大分県に広がるくじゅう連山の主峰。九重山とも表記します。くじゅう連山は、最高峰の中岳(約1791m)など1700m級の山々が連なる雄大なエリアです。

 日本百名山である久住山は、初心者でも登りやすい「牧ノ戸峠〜久住山コース」が整備されており、往復5時間ほどで壮大なパノラマを満喫できます。山頂からは360度の大展望が広がり、天気が良ければ阿蘇五岳や由布岳までも望める絶景スポットです。

 登山道は比較的なだらかで、視界が開けた場所も多いため、開放感あふれる山歩きを味わえます。初夏には、斜面一面をピンクに染めるミヤマキリシマが魅力。視界いっぱいに花のじゅうたんのような風景が楽しめます。

 周辺には温泉地も多いため、登山後に立ち寄って疲れを癒やすのもおすすめ。花、景色、温泉と、満足感の高い一日が過ごせる魅力的な山です。

●西日本の日本百名山を登るのにおすすめのギア

4Monster マイクロファイバー タオル

 下山後に温泉に寄る予定なら、軽量かつ速乾性の高いタオルを持っていくのがおすすめです。

ペツル ヘッドライト

 日帰り登山でも、万が一のためにヘッドライトは必ず持ち歩きましょう。

ザ・ノース・フェイス クレストン ハイク ウォータープルーフ

 街歩きと登山を両方楽しみたいなら、街にもなじむトレッキングシューズを選ぶのがおすすめです。

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