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バレーボール女子で昨夏のパリ五輪日本代表アタッカーの石川真佑(24)が14日、所属するイタリアリーグ・セリエA1部のノバラでの全日程を終えて羽田空港に帰国した。
ノバラに移籍して迎えた海外挑戦2季目のシーズンは、チームトップの344得点をマーク。「本当にあっという間に終わってしまった。1年目と違う環境の中でいい経験ができた」と総括した。
初出場したプレーオフでは4強入りを果たし、欧州チームによるCEV杯を制するなど充実のシーズンを送った。「初めてタイトルを取れてうれしい。いろいろな経験をできたことはすごくプラスになる」とうなずいた。一方で「波をなくさないといけない。サーブレシーブも崩される場面が多かった」と課題にも直面。来季も「海外でプレーできたら」とし、さらなる成長を見据えた。
5月からは、ネーションズリーグや8月の世界選手権(バンコク)を控える代表シーズンを迎える。トルコ出身のアクバシュ新監督の下、今月10日には登録メンバーが発表され、10人の初選出選手が名を連ねた。「私よりも(年齢が)下の子も増えてきた。立場はまだ分からないけど、経験している分貢献していければ」と、日の丸のエースとして惜しみなく経験を還元していく姿勢を示した。
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