メッシとの豪華共演も？…インテル・マイアミ、デ・ブライネのフリー獲得に強い関心か

　マンチェスター・シティを今シーズン限りで退団するベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネは、メジャーリーグ・サッカー（MLS）に新天地を求める可能性があるようだ。13日、イギリス紙『デイリーメール』が伝えている。

　現在33歳のデ・ブライネはヘンクやチェルシー、ブレーメン、ヴォルフスブルクを経て、2015年夏にマンチェスター・シティへ移籍した。加入直後から絶対的司令塔として君臨し、ここまで公式戦通算415試合で107ゴール177アシストをマーク。プレミアリーグ4連覇やクラブ史上初のチャンピオンズリーグ（CL）優勝を含む合計18個のタイトル獲得に大きく貢献している。

　マンチェスター・シティとの契約満了が6月末に迫っていた中、今月4日には自身の公式SNSを通じて今シーズン限りでの退団を発表。10年間にプレーした『エティハド・スタジアム』を去り、今夏にフリーで新天地を求めることとなった。

　新天地の有力候補とされているのがインテル・マイアミ。フリートランスファーでの獲得に非常に強い関心を示しており、オーナーを務めるデイヴィッド・ベッカム氏をはじめとしたクラブ幹部はオファー提示に向けた準備を進めているようだ。一方で、移籍市場に精通するドイツメディア『スカイスポーツ』のフロリアン・プレッテンベルク記者によると、現時点で交渉は進展しておらず、サウジアラビアのクラブもデ・ブライネに関心を寄せているという。

　インテル・マイアミにはアルゼンチン代表FWリオネル・メッシや元ウルグアイ代表FWルイス・スアレス、元スペイン代表MFセルヒオ・ブスケツ、同DFジョルディ・アルバらが在籍。メッシとの現行契約は今年12月末で満了となるが、1年間の契約延長で合意間近とも報じられている。アメリカの地で“豪華共演”が実現する可能性もありそうだ。