レンタル先のガラタサライで得点量産中のオシムヘン [写真]=Getty Images ナポリからガラタサライへレンタル中のナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘンに対し、複数のクラブが関心を寄せているようだ。13日、スペイン紙『アス』が伝えている。
現在26歳のオシムヘンはヴォルフスブルクやシャルルロワ、リールを経て、2020年夏にナポリへ完全移籍加入。初年度からセンターフォワード(CF)の主軸として活躍し、ここまで公式戦通算133試合で76ゴール18アシストをマークしている。在籍3年目の2022−23シーズンにはセリエAで26ゴールを挙げて得点王に輝き、33年ぶり3度目のスクデット獲得に大きく貢献した。
そんなオシムヘンは昨年夏にトルコの名門ガラタサライへレンタル移籍。今シーズンもここまで33試合で29ゴールを挙げるなど、持ち前の決定力を遺憾なく発揮しているが、レンタル期間が6月末で満了となることから、去就には大きな注目が集まっている。
報道によると、バルセロナとユヴェントスがオシムヘンの獲得に興味を示しているとのこと。前者はポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキと競争相手となり、退団後は後釜となり得るストライカーとして動向を注視している模様。後者についてはセルビア代表FWドゥシャン・ヴラホヴィッチとの契約延長交渉が難航していることもあり、セリエAでの実績豊富なオシムヘンを具体的なターゲットとしているようだ。
オシムヘンに対してはプレミアリーグの複数クラブも関心を寄せているとのこと。また、ガラタサライは同選手の残留を望んでおり、そのために必要な財政的要件をすでに整えつつあると報じられている。
近年は移籍市場の度にその去就に大きな注目が集まっているオシムヘン。果たして来シーズンはどのクラブでプレーすることになるのだろうか。