今夏のリヴァプール退団が噂されているケレハー [写真]=Getty Images ウェストハムがリヴァプール所属のアイルランド代表GKクィービーン・ケレハーに関心を寄せているようだ。14日、イギリス紙『ミラー』が伝えている。
現在26歳のケレハーは2015年夏にリヴァプールの下部組織に加入し、約4年後にトップチーム昇格を果たした。長らくブラジル代表GKアリソンの“バックアッパー”という位置付けながら、ここまで公式戦通算67試合に出場。昨年夏にはノッティンガム・フォレストが獲得に乗り出したものの、リヴァプールが売却を拒否したことで残留に至った。
そんなケレハーだが、今シーズン終了後には再び去就に注目が集まることとなりそうだ。報道によると、ウェストハムが獲得に興味を示しており、今夏の移籍市場でオファーを提示する可能性があるとのこと。同クラブではフランス代表GKアルフォンス・アレオラが主力を張っているが、グレアム・ポッター監督の戦術との親和性がそれほど高くないことから、新たな守護神の獲得を目指しているという。現在複数名の動向を注視しているが、ケレハーはリストの最上位とも報じられている。
ウェストハムはレンタルでの獲得を希望しているが、リヴァプールは完全移籍での売却を目指しており、要求額は2000万ポンド(約38億円)程度と見られている。いずれにしても、バレンシアへレンタル中のジョージア代表GKギオルギ・ママルダシュヴィリが今夏に正式加入することから、ケレハーは今夏にリヴァプールを退団する可能性が高いようだ。
なお、ウェストハムはサウサンプトン所属のイングランド代表GKアーロン・ラムズデールにも関心を寄せている模様。こちらもケレハーと同じく、移籍金は2000万ポンド(約38億円)前後になると見られている。