ファン・ダイクが今夏の移籍市場に言及した [写真]=Getty Images リヴァプールに所属するオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクが、今夏の移籍市場について「積極的に動くだろう」と語った。14日、アメリカメディア『ESPN』が同選手のコメントを伝えている。
プレミアリーグ第32節が13日に行われ、ファン・ダイクはホームでのウェストハム戦に出場した。自身のオウンゴールで一時は同点に追いつかれたが、その3分後にミスを帳消しにする決勝点を挙げ、2−1で勝利した。
試合後、ファン・ダイクは「リヴァプールは今後数年間、タイトル獲得を目指せるはずだ」と語り、「今年の夏は、選手の退団、獲得についても大きな動きがある夏になるだろう。クラブは積極的に動くつもりだと思う。だから、リヴァプールのファンの1人として、上層部が適切に仕事をしてくれることを信じるしかない」と、今夏の移籍市場における大幅な補強を示唆した。
また、クラブとの契約延長に応じる見込みだと報じられているファン・ダイクは、「今週に何が起こるか見てみよう」と今後の見通しについて回答した。続けて、「まずはヒルズボロの悲劇の式典に目を向けるべきだ。インタビューでも話したけど、それが1番大事なこと。注目すべきは(次節の)レスター戦だろうけど、もしかしたら何かニュースがあるかもしれない。わからないよ。知っているけど、わからない」と明言を避けた。
また、リヴァプールは次節、20日にアウェイでレスターと対戦。リヴァプールがこの試合に勝利し、一足早く行われるイプスウィッチとアーセナルの試合でアーセナルが敗れた場合、リヴァプールのプレミアリーグ優勝が決定する。
ファン・ダイクは「僕は、優勝がクラブにとって何を意味するのか。実現すれば何がもたらされるのか理解している。ほとんどの選手はそこまでわかっていないから、達成すればすばらしいものになるだろう。ただ、僕たちにはまだやるべきことが残っている」と、5年ぶりのプレミアリーグ制覇へ気を引き締めた。
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