ソフトバンクが北海道苫小牧市に建設するデータセンターの完成イメージ図(同社提供) ソフトバンクは15日、北海道苫小牧市に建設を予定している国内最大級のデータセンターの起工式を行った。自社の生成AI(人工知能)開発に使うサーバーなどを設置する予定で、2026年度の稼働を目指す。式典後取材に応じたソフトバンクの宮川潤一社長は「データセンターを中心とした産業集積地を目指したい」と強調した。
同社は稼働後もデータセンターの拡張を続ける方針で、宮川氏は「可能な限りやりたい。土地は確保している」と意欲を示した。北海道の鈴木直道知事は式典で「AIをどう実装していくかという要となる施設だ」と期待を示した。

データセンターの起工式に出席したソフトバンクの宮川潤一社長=15日午後、北海道苫小牧市