電子ペーパー「クアデルノ」、「色検索」機能など新機能を追加するアップデートの提供を開始 富士通クライアントコンピューティング(FCCL)は4月15日に、電子ペーパー「QUADERNO(クアデルノ)」における本体ソフトウェアのアップデート提供を開始した。
その他の画像はこちら●学習で覚えきれてないポイントを「色分け」して効率的に復習できる
今回のアップデートでは、「色検索」機能、「別テンプレート挿入」機能、「ひとつ前のドキュメントに戻る」機能が追加され、学習やビジネスシーンでさらに活用しやすくなっている。
「色検索」機能では、「クアデルノ」のカラーモデルにおいて色分けしたデータから「ペン色」と「ペン種」で手書きデータを検索できるようになった。カラーでの意味付けを行って検索可能にすることで、学習利用では試験に出る箇所や覚えきれていないポイントを色分けして管理し、効果的に復習できる。また、ビジネスシーンならよく使うタスクごとに色分けすることで、より簡単にスケジュール管理が可能になる。
「別テンプレート挿入」機能では、新規ページを挿入する際にテンプレートを自由に選べるようになった。また、新規ページの挿入場所も表示しているページの前か後ろを選べるようになり、英語学習時に大学ノートへの単語帳の挿入や、異なるビジネステンプレートの挿入といった使い方の自由度向上によって、学習の効率化、仕事での思考加速につながる。
「ひとつ前のドキュメントに戻る」機能では、1つ前に表示していたドキュメントをワンタッチで再表示できるようになった。直近で使用していたドキュメントにワンタッチで往復可能になり、紙のノートに近い使用感を実現している。
「QUADERNO A4(Gen.3C)」と「QUADERNO A5(Gen.3C)」は、「色検索」機能、「別テンプレート挿入」機能、「ひとつ前のドキュメントに戻る」機能のすべてに対応する。一方、「QUADERNO A4(Gen.2)」と「QUADERNO A5(Gen.2)」では、「別テンプレート挿入」機能と「ひとつ前のドキュメントに戻る」機能のみの対応となる。
「クアデルノ」は、本物の紙とペンのような書きやすさと読みやすさを実現した、薄さ・軽さ・長時間駆動が特長の電子ペーパー。資料の取り込み・閲覧、手書きメモやPDFへの書き込みができ、一般的な大学ノート約20万冊分のデータ保存に対応している。