『機動戦士GundamGQuuuuuuX』場面カット (C)創通・サンライズ 春アニメ『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ガンダム ジークアクス)』は、4月8日24時29分から第1話が放送されるや劇場先行版『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』との構成の違いもあって、「そういう順番で放送?」などSNSを中心に盛り上がりを見せました。
そして迎えた第2話のタイトルは『白いガンダム』です。
スタジオカラーとサンライズの共同制作、鶴巻和哉監督による『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』は、宇宙に浮かぶスペース・コロニーで平穏に暮らしていた女子高生アマテ・ユズリハが、少女ニャアンと出会ったことで非合法なモビルスーツ決闘競技《クランバトル》に巻き込まれて行く物語。アマテはエントリーネーム《マチュ》を名乗り、 ジークアクスに乗って苛烈なバトルの日々に身を投じることに。
※以下の本文にて、本テーマの特性上、作品未視聴の方にとっては“ネタバレ”に触れる記述を含みます。読み進める際はご注意下さい。
第2話から鶴巻監督によるOPアニメーションが放送されました。第1話では谷田部透湖さんが画コンテ・演出を手がけたEDアニメーションが、そのかわいらしさで話題沸騰でしたね。
スタジオカラーのサブアカウント「(株)カラー 2号機」は、社長の言葉を放送前に投稿していました。
「鶴巻監督と谷田部さんのセンスとこだわりがそのまま映像になっているOPとEDが初めて揃って観られる、本日放送&配信の「白いガンダム」に御期待下さい。(弊社社長談)」
社長、といえば……あの方ですね。いよいよ始まった第2話、OPアニメーションではアマテ(マチュ)の横顔から始まり、ガンダムとともに走り出す姿が。
本編放送後には、YouTube「ガンダムチャンネル」にてノンクレジットオープニング映像が公開されました。
SNSには、「OPで走るアニメは名作!」「エヴァ感のある走り方」「ポメラニアンズかっこいい!」「Zのオマージュ?」と次々と声が寄せられます。特に注目は『機動戦士Zガンダム』の後期OP(第24話以降)のオマージュと思しきシーンでしょうか。これは何かを意図したものなのか……。
エンディングテーマ「もうどうなってもいいや」を歌う星街すいせいさんは「OPかっちょいい!」と投稿。
そして本編では、冒頭から“赤い彗星”シャア・アスナブルが登場。この辺りは劇場先行版『-Beginning-』を観ている人には「ああ、あそこですね」と楽しめる場面です。スペース・コロニーで部下と連邦軍の施設の偵察を試みるシャア。そこで白いモビルスーツ「ガンダム」を見つけ、コックピットが無人であることを確認すると乗り込みます。
連邦軍のモビルスーツとの一戦は、初代『機動戦士ガンダム』を彷彿とさせる映像で、往年のファンにはたまらないのではないでしょうか。
当時を思わせてくれるアイキャッチを挟み、シャアはガンダムを駆って宇宙戦へ出撃します。流れるBGM、シャアの口から飛び出すセリフの数々は、初代『機動戦士ガンダム』をなぞるかのよう。
「ガンダム、出る」
「では見せてもらおうか、そのモビルスーツの性能とやらを」
SNSでも「あのセリフがきた」「名言いただきました」「おなじみのセリフしか聞こえない」「聞いたことあるセリフ」と大きな盛り上がりを見せました。その一方で「ガンダムとシャア、違和感半端ないw」「シャア独り言多いw」「シャアが解説してくれる」といった声も。
本作のシャアを演じるのは新祐樹さん。TVアニメでは『東京リベンジャーズ』花垣武道役、『うちの会社の小さい先輩の話』篠崎拓馬役などを担当されています。
シャアの声というと池田秀一さんがあまりにも有名ですが、新さんのジークアクス版シャアは新しいシャア像を作り上げてくれています。「シャアの声、若い感じがいい」といった反応も多数寄せられていました。
第2話の後半は、劇場先行版『-Beginning-』と比較して大胆なカットが行われており、SNSのトレンドには「シャアの声」などと一緒に「大カット」も入ることに。SNSでは「ゼクノヴァはカット?」「あれ、アルテイシアさんはカット?」など、今後どこかで挿入されるかを期待する声も。
そして、ファンを仰天させたのはEDクレジット直前に差し込まれた「第1話へつづく」の一文。
直後のEDクレジットには、脚本 庵野秀明の名前が。
「庵野さんやりやがった!」
庵野秀明さんの脚本にSNSは大盛り上がりを見せたのは言うまでもありません。次回第3話のタイトルは「クランバトルのマチュ」です。これからどうなっていくのでしょうか!
YouTube「ガンダムチャンネル」では、アマテ・ユズリハ(マチュ)役の黒沢ともよさん、シャリア・ブル役の川田紳司さんによるキャストトークも公開中です。
『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』は、毎週火曜24時29分から日テレ系30局ネットで放送。BS11で毎週土曜19時から放送。配信は毎週水曜午前1時(TV放送終了直後)から Prime Videoで国内最速配信、各配信サイトでも毎週金曜22時から順次配信。ABEMA、Leminoでは毎週日曜22時から広告付き無料配信を順次開始します。
■『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)』
<STAFF>
制作:スタジオカラー/サンライズ
原作:矢立 肇/富野由悠季
監督:鶴巻和哉
シリーズ構成:榎戸洋司
脚本:榎戸洋司/庵野秀明
キャラクターデザイン:竹
メカニカルデザイン:山下いくと
アニメーションキャラクターデザイン・キャラクター総作画監督:池田由美/小堀史絵
アニメーションメカニカルデザイン・メカニカル総作画監督:金 世俊
デザインワークス:渭原敏明/前田真宏/阿部慎吾/松原秀典
コンセプトアート:上田 創
美術設定:加藤 浩(ととにゃん)
色彩設計:井上あきこ(Wish)
CGI監督:鈴木貴志
CGIアートディレクター:小林浩康
特技監督:矢辺洋章
撮影監督:塩川智幸(T2 studio)
編集:辻田恵美
音楽:照井順政/蓮尾理之
主題歌:米津玄師「Plazma」
挿入歌:NOMELON NOLEMON「ミッドナイト・リフレクション」
エンディングテーマ:星街すいせい「もうどうなってもいいや」
音響監督:山田 陽(サウンドチーム・ドンファン)
音響効果:山谷尚人(サウンドボックス)
製作:バンダイナムコフィルムワークス
<CAST>
アマテ・ユズリハ(マチュ):黒沢ともよ
ニャアン:石川由依
シュウジ・イトウ:土屋神葉
アンキー:伊瀬茉莉也
ジェジー:徳本恭敏
ポメラニアン:越後屋コースケ
ナブ:千葉翔也
ケーン:永野由祐
ハロ:釘宮理恵
シャリア・ブル:川田紳司
エグザベ・オリベ:山下誠一郎
コモリ・ハーコート:藤田茜
シャア・アズナブル:新祐樹
デニム:後藤光祐
ドレン:武田太一
(C)創通・サンライズ