大阪・関西万博 ミャクミャク (C)ORICON NewS inc. 13日に開幕した大阪・関西万博のデザインシステムを手掛けたクリエイティブディレクターの引地耕太氏が15日、自身のインスタグラムを更新。来場者の多くが写真を取り、そのかわいらしいポーズが注目を集めるミャクミャク像のデザインについて言及した。
【写真】「後ろ姿めっちゃ良い」ネット称賛のミャクミャク像、デザイナーが自ら表現の意図明かす 引地氏は「実は今回デザインしたのは『こみゃく』だけじゃなく、今回の万博のメインフォトスポットとして万博に来たほぼ全ての人が写真を撮っているであろうミャクミャク像もデザインしています」と述べ、その上で「ただミャクミャクを配置しても芸がないので、世界のお客様をおもてなしするために、日本で古くから『幸福を招く縁起物』として親しまれてきた福助人形をモチーフに正座をして『いらっしゃいませ』と日本的なお出迎えのスタイルに」したと説明した。
また「背景の大屋根リングとの相性を考えて木材の看板に『いらっしゃいませ』とミャクミャクを感じさせる書道タイポグラフィをオリジナルでデザインしています。台座やサインも『和』のしつらえを施して、大屋根リングとセットで撮影してもマッチするように考えました」「周りには「こみゃく」たちが2.5D化され配され、大人数で撮影してもミャクミャクとこみゃくと一緒に写真が撮れる仕様です。ミャクミャクも、こみゃくも、リングも1枚に収まるように考えて制作しているので、フォトスポットとてして、またメディアも多くの人に大人気のモニュメントになっています」とデザインの工夫を明かした。
「このミャクミャクを見て、これまで苦手だったけど可愛く見えてきたと言ってくれる人が多くとても嬉しいです。個人的には、特に後ろから撮影するとすごく可愛いと思っています」とつづった。
このミャクミャク像についてネットでは「後ろ姿めっちゃ良いw」「福助人形をモチーフに!」「これ見るために行きたいレベルで可愛い」「デザイン発表時はえっ?って印象だったけれど、可愛いがじわじわきてます」といったコメントが寄せられた。