【フィギュア】うたまさ「独特の緊張を感じながら挑めたら」五輪前年の国別対抗戦へ意気込み

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2025年04月16日 20:44  日刊スポーツ

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公式練習に臨む吉田、森田組(撮影・宮地輝)

<フィギュアスケート:世界国別対抗戦>◇16日◇東京体育館◇アイスダンス公式練習



3月の世界選手権代表の愛称「うたまさ」こと吉田唄菜(21)森田真沙也(21)組(木下アカデミー)が、初の世界国別対抗戦に挑む。


17日の開幕へ向け、公式練習に参加。曲をかけた通し練習ではフリーダンス(FD)曲「ロミオとジュリエット」を滑り、本番用衣装で氷の感触を確かめた。22位となった世界選手権以来となる今季最終戦へ、吉田は「技術を落とさないように練習をしてきた。世界選手権では(上位20組による)フリーダンスが滑れなかったので、この舞台でしっかりとやり切って、今季を良い気持ちで締めくくれるように頑張りたい」と意気込んだ。


結成2季目となった今季は自国開催のNHK杯でグランプリ(GP)シリーズに初出場し、年明けも4大陸選手権、世界選手権と国際大会に出続けた。2人にとって、競技人生でも最長のシーズン。「疲れている」と声をそろえつつも、来年2月のミラノ・コルティナ五輪前では最後の団体戦とあり、貴重な舞台であることは自覚している。


吉田は「あまり意識はしていないですが、団体戦独特の緊張感などを感じながら試合に挑めたら」と見据え、森田も「アイスダンスでの団体戦は初めての経験。日本の他の選手も盛り上げていこうという感じなので楽しみ」と心を躍らせた。


◆世界国別対抗戦 9度目の開催となる2年に1度の国際スケート連盟(ISU)公認大会。世界6カ国が男女シングル各2人、ペア1組、アイスダンス1組の4種目8人で争う。各種目優勝12点、2位11点…と与えられ、合計点で優勝国を決める。日本の他に米国、イタリア、フランス、カナダ、ジョージアが参加。SP、フリー(アイスダンスはリズムダンス、フリーダンス)ごとに区切り、総合順位は得点としない。

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