【ラグビー】なぜ元イングランド代表が期限付き移籍? 最下位浦安にBR東京ヒューズが加入

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2025年04月17日 16:17  日刊スポーツ

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ネイサン・ヒューズ=23年4月

ラグビー「リーグワン」1部の浦安D−Rocksは17日、リコーブラックラムズ東京(BR東京)のNO8ネイサン・ヒューズ(33)が今季導入された期限付き移籍で加入すると発表した。期間は24〜25年シーズン終了までとなる。


ヒューズはイングランド代表22キャップで、カテゴリーCに位置付けられる。カテゴリーCは主に「他の協会の代表歴がある選手」で、登録は1チーム3人以下に限られる。各チームに世界的スターの名が並ぶ状況で、浦安は南アフリカ代表NO8ヤスパー・ヴィーセ(29)が負傷で出場選手登録を抹消。オーストラリア代表50キャップのCTBサム・ケレビ(31)、同国やトンガの代表歴を持つFBイズラエル・フォラウ(36)に加えて、ヒューズが名を連ねることになった。


ヒューズは故障明けであり、ここまでBR東京のカテゴリーC3人から外れていた。BR東京ファンには「さよならを言うのがこんなにもつらくなるほどすてきなものがあったなんて、なんて幸運なんだろう」とくまのプーさんの名言を引用して贈り、浦安への加入に際して「自身の知識と身体能力を負傷選手の離脱中に役立てることができればと思います。この重要な時期にチームメートたちと一緒にグラウンドに出て、全力を尽くして、勝利に貢献できることを心待ちにしています」と決意を示した。


今季のリーグワンは上位6チームがプレーオフに進出し、下位2チームが2部との入れ替え戦に臨む。3試合を残して浦安は12チーム中最下位。1部残留が目標となっている。


8位のBR東京は6位の東京サントリーサンゴリアス(東京SG)と勝ち点4差につけ、逆転でのプレーオフ進出を目指している。【松本航】

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