B3新潟(6位=26勝24敗)は19、20日のリーグ戦最終節、岐阜(5位=30勝20敗)とホームのアオーレ長岡で対戦する。SG川村卓也(38)がプレーオフを前に、レギュラーシーズンの連勝締めをホームのファンに見せることを誓った。
「大好きなブースター(ファン)が作ってくれるアオーレ長岡の雰囲気の中で、レギュラーシーズンを終えられるのはうれしい」。試合中はコート内でもベンチでも先頭に立って声を出してきた。観客席をあおって盛り上げるのも役目。岐阜戦の結果で新潟の順位は6、7位のどちらかに決まり、プレーオフの相手も決定する。「ファンの皆さんにしっかり感謝の気持ちを込めたい」。岐阜戦はこの先の戦いに弾みをつける2試合と捉える。
鵜沢潤監督(43)も「大事なところで点を取ってくれる。ここからは川村に期待する」とキーマンとして名指した。川村も心得ている。「ここでやらなきゃ、とか、大一番は好き」。プレーオフ進出を決めた前節品川戦の1戦目(12日)は第4クオーター(Q)に追い上げの3点シュートを決めて流れを引き寄せた。若手のころからクラッチシューターとして鳴らした血が騒ぐ。「2試合、勝ってプレーオフに行く」。岐阜戦を最高の序章にする。【斎藤慎一郎】
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