リヨンで躍動する21歳のシェルキ [写真]=Getty Images リヨンに所属するU−21フランス代表FWラヤン・シェルキに対し複数のクラブが関心を寄せているようだ。17日、イギリス紙『デイリーメール』や『ESPN』が伝えている。
現在21歳のシェルキはウイング(WG)や中盤の攻撃的ポジションを主戦場とするプレーヤー。2010年夏にリヨンの下部組織に加入し、2019−20シーズンに16歳の若さでトップチームデビューを飾った。徐々に頭角を表すと、今シーズンはここまで公式戦39試合に出場し12ゴール18アシストをマーク。21歳ながらクラブでの通算出場試合数は180に達しており、世代別のフランス代表でも主力として活躍している。
報道によると、直近の際立ったパフォーマンスを受け、リヴァプールとマンチェスター・ユナイテッドがシェルキに関心を寄せているという。また、バイエルンやパリ・サンジェルマン(PSG)も獲得に興味を示しており、今夏の移籍市場で複数メガクラブによる争奪戦が勃発する可能性もあるようだ。
シェルキはリヨンとの契約を2026年6月末まで残しているが、複数クラブが動向を注視していることを考慮すると、移籍金が発生する今夏に新天地を求める見込みとのこと。現行契約には2500万ポンド(約47億円)程度の解除条項が付随している可能性があるようだ。
メガクラブの注目の的となっている“若き才能”シェルキ。果たして来シーズンはどのクラブでプレーすることになるのだろうか。各クラブの今後の動向に注目が集まる。