
■大同生命SV.LEAGUE チャンピオンシップ 準々決勝 第1戦(18日、川崎市とどろきアリーナ)
バレーボールSVリーグ初代王者・女王を目指し、チャンピオンシップが開幕した。女子は3連覇を狙うNECレッドロケッツ川崎(レギュラーシーズン2位)がセットカウント3ー0(25ー15、25ー19、25ー19)で東レアローズ滋賀(同7位)に勝利し、準決勝進出にあと1勝とした。※試合は2戦先勝方式
NEC川崎は第1セット、サーブで東レ滋賀を崩し、試合を優位に進めた。さらにNEC川崎は日本代表の山田二千華(25)がレギュラーシーズン最多得点の元イタリア代表の東レ滋賀・シルビア・チネロ・ヌワカロール(25)をブロックでシャットアウト。堅いディフェンスで得点を許さず25ー15で先制した。
第2セットもNEC川崎の攻撃は止まらず、ロレイナ・メアリーズ(25)や佐藤淑乃(23)の強打で着実に得点を重ねリード。ミドル陣の山田やベテラン島村春世(33)の活躍もあり25ー19で連取した。
一転、第3セットはメンバーを替えた東レ滋賀に序盤リードされる展開となったNEC川崎。しかしロレイナのブロックで9ー9と同点にすると、一気に逆転。堅い守備でそのまま振り切り25ー19でストレート勝ちした。この試合で島村、山田、ロレイナがそれぞれ4本のブロックを決めた。
この試合でベストプレーヤーに選ばれた山田は「サーブでしっかり攻め切ったところから、ブロックポイントがスタートから出てたところが、自分たちの勢いに乗りましたし、そこから展開的にも自分たちの強みでもあるオフェンスにつなげやすかったので、本当に雰囲気良くできた」と振り返った。
チャンピオンシップは男子、レギュラーシーズン(RS)上位6チーム、女子は上位8チームが出場。2戦先勝のトーナメント方式で争われる。
この日、女子はもう1試合が行われ、RS4位のデンソーエアリービーズがRS5位埼玉上尾メディックスをストレートで下した。
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