青葉賞に出走予定のファイアンクランツ(撮影:山中博喜) 好走している舞台に替わってファイアンクランツが日本ダービーへの出走権をもぎ取る。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■4/26(土) 青葉賞(3歳・GII・東京芝2400m)
デビュー戦を勝利で飾ると、その後、重賞で上位に食い込んでポテンシャルの高さを見せているファイアンクランツ(牡3、美浦・堀宣行厩舎)。特に3走前の東京スポーツ杯2歳Sは皐月賞で上位を賑わしたクロワデュノール、サトノシャイニングを相手に小差と健闘。5着のデルアヴァーは先週、福島で2勝目を挙げたように高レベル。条件は違えど兄はGI馬という血統で素質の高さは一級品だ。鞍上はJ.モレイラ騎手。
京成杯はオーバーペースで結果が出なかったが、前走の毎日杯は折り合い面に進境を見せて2着と好走したガルダイア(牡3、美浦・国枝栄厩舎)。距離延長がポイントとなるが、前走の内容なら、もう心配はないだろう。姉はGI馬のアエロリット。逆転も十分だ。
その他、レコード決着の葉牡丹賞で好走し、前走は2400mのゆきやなぎ賞を快勝したゲルチュタール(牡3、栗東・杉山晴紀厩舎)、末脚鋭いエネルジコ(牡3、美浦・高柳瑞樹厩舎)、いい脚が長続きするアパパネの仔アマキヒ(牡3、美浦・国枝栄厩舎)、良馬場なら更に前進が期待できるマテンロウバローズ(牡3、栗東・昆貢厩舎)などが上位を狙う。発走は15時45分。