【陸上】北口榛花「バッチリ来た感覚1度もない」フィギュア島田麻央のピーキング質問で笑い誘う

0

2025年04月21日 12:26  日刊スポーツ

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

日刊スポーツ

「TEAM JAPANシンボルアスリート」認定式に出席した、左から北口榛花、渡部暁斗、橋本大輝、坂本花織、藤波朱理、見延和靖、阿部一二三、上野由岐子

陸上女子やり投げでパリオリンピック(五輪)金メダルの北口榛花(27=JAL)が21日、日本オリンピック委員会(JOC)が定める2025−28年の「TEAM JAPANシンボルアスリート」に認定された。


都内で会見に出席し「やり投げというカテゴリーは皆さんになじみのないスポーツだと思うけど、日本のアスリートのシンボルとして選んでいただいたことによって、より多くの方に知ってもらえるきっかけになれば。興味をもって応援していただけるとうれしいです」と呼びかけた。


この日はネクストシンボルアスリートに認定された他競技の選手たちとトークイベントにも登壇。フィギュアスケート女子で世界ジュニア選手権3連覇の島田麻央(16=木下グループ)からピーキング法について問われると「陸上は試合の数を制限してピーキングすることが多いけど、私の場合は試合が課題を見つけられる場所だと思っている。試合で見つかった課題を、練習で取り組むようにしている」と回答した。


ただ当人はそれが必ずしもうまくいくわけではないといい「バッチリ来た感覚が1度もない。ピークっていつなんだろう? と思って試合をしています。めっちゃ困るような回答をしてしまいました」と苦笑い。やや困惑した島田に「常にいつも通りの競技の結果を出せるようにしたいです」とうなずかれると、「ありがとうございます」と笑顔で感謝した。


北口はパリ五輪で日本女子のトラック&フィールド種目で初の金メダルを獲得。今年は9月の世界選手権東京大会で日本女子初の連覇がかかっている。北口は自身のピーキング法に疑問を呈しつつも「今年もそういうつもりでいます」とほほ笑み、試合に出場しながら調整していく構えを示した。【藤塚大輔】

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定