近鉄「ミッドナイトひのとり」大阪難波発の夜行列車、6〜9月に運転

近畿日本鉄道は21日、「ひのとり」を夜行列車として運行するツアー「ミッドナイトひのとり」を実施すると発表した。運行日は6月15日、7月20日、9月14日の3日間。大阪難波駅を深夜に発車し、一夜かけて近鉄名古屋駅まで走行する。


「ミッドナイトひのとり」の運行時刻は大阪難波駅0時1分発・近鉄名古屋駅7時2分着。停車駅のうち大阪難波駅、大阪上本町駅、鶴橋駅で乗車可能、津駅、白子駅、近鉄四日市駅、桑名駅、近鉄名古屋駅で降車可能とされている。途中、名張駅で約4時間停車するが、同駅での下車・降車できないとのこと。



ツアーの募集人数は156名。申込みは1人または2人1組に限定される。「プレミアムシート」を36席、「レギュラーシート」を120席用意しており、4月22日10時から近鉄各駅営業所とウェブで申込み受付を開始する。


旅行代金は出発駅と到着駅、座席種別により異なる。例として、大阪難波駅発・近鉄名古屋駅着の場合、「プレミアムシート」1名2席利用で9,700円、「レギュラーシート」1名2席利用で8,000円、「レギュラーシート」2名2席利用で1名あたり6,000円となる。旅行代金には運賃と特急料金のほか、特別車両料金、記念品代などが含まれる。（佐々木康弘）