
ピクニックやキャンプなど、レジャーが楽しい季節になりました。気温が高くなるので、飲み物や食べ物を安心して持ち歩ける「保冷バッグ」があると良いですよね。
ここでは、型崩れしにくくて便利な保冷バッグを紹介します。無印良品の「保冷バッグ M」(以下、保冷バッグ)です。実際の保冷力など、使い心地をレビューします。
●保冷バッグの大きさは?
無印の保冷バッグの本体サイズは約22(幅)×20(高さ)×15(奥行き)cmです。ショルダーストラップが付いており、ストラップの長さは最大で約120cmです。
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上の写真は身長155cmの人が、保冷バッグを斜め掛けして持っているところ。ショルダーストラップの長さが調整できるので、中身を取り出しやすい高さにできます。
また手で持てるように持ち手も付いています。ショルダーストラップは簡単に取り外すことができ、外すとすっきり持てます。
全体的に、大きい印象はない保冷バッグですが、500mlのペットボトルが6本入る容量はあります。
氷菓「ガリガリ君」など、アイスを横に並べて入れることもできました。
●冷凍食品も入るけれど……
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保冷バッグは普段の買い物にも使いたいところですが、パッケージが大きい冷凍食品だと、ものによっては入れにくいです。
例えば12個入りの冷凍ギョーザのパックは、保冷バッグの幅が足りず、斜めにしないと入りませんでした。大袋のファミリーパックの冷凍食品などは入らないかもしれません。
もし冷凍食品をたくさん買うのに使いたいなら、大きめサイズの「保冷バッグ L」を購入した方が良いかと思います。保冷バッグ Lなら、サイズ約32(幅)×30(高さ)×21(奥行き)cmと大きく、もちろん容量もあります。保冷バッグ Lの価格は4990円(税込み、以下同)です。
●気になる保冷効果は?
無印の保冷バッグは4層構造になっており、保冷効果を長く持続させるようになっています。ふたはファスナーで開閉し、開けると内側はポリエステル樹脂(アルミ蒸着加工)になっています。
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生地には厚みもあり、触ってみるとクッションのようです。ポケットはふた部分に2つ付いています。内側のメッシュポケットには、保冷剤を入れれば保冷効果が高まります。
それでは保冷効果がどれくらいのものか、試してみましょう。ガリガリ君を2本と保冷材を2個入れて、それぞれの溶け具合を観察してみます。これらを11時51分に、保冷バッグの中に入れました。ちなみに室温は約22度です。
13時5分に取り出して確認してみると、ガリガリ君の表面が少し柔らかくなっていました。液体にはなっていませんが、溶け出していることが分かります。ただ、一緒に入れた保冷剤はカチカチのままでした。
保冷材はまだまだ持ちそうなので、もちろん冷凍庫ほどではありませんが、バッグ内の冷たさは長くキープできるかと思いました。
●形が崩れにくいから安心
無印の保冷バッグは、生地に厚みがあり、しっかりした作りです。形が崩れにくいタイプなので、中に入れたものを守りやすくなっています。車での移動中、カーブで荷物が動くことがありますが、他の荷物に潰される心配があまりありません。
無印の保冷バッグ Mの販売価格は、2490円です。カラーは黒とベージュの2色をラインアップしています。どちらも使いやすいカラーですね。