
夫が家に帰ってこなくなり数日経ちました。夫と暮らす日々を振り返ってみると……。

「いっそ帰ってこなくても……?」そんな思いでいっぱいになりました。ふとアミカの方を見ました。いつも夫が帰宅する時間、アミカはオドオドした顔をしているのに、今日はなんだかいつもよりも穏やかな顔をしています。

頭に「離婚」の二文字が浮かび上がり、自分でも驚いてしまいました。夫のことは好きでも嫌いでもありませんが、アミカと二人の生活になった方がメリットが多いような気がするのです。
さてそんなことを考えているとスマホが鳴って、私はハッと我に返りました。
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売り言葉に買い言葉で、夫は家を出て行きました。そのまま数日が経過。とはいえどうせ近居の義実家にいるのでしょうから、私はあまり心配していません。
むしろ夫がいないときの方がアミカの表情が穏やかになっている気がして、「離婚」の二文字が頭をよぎります。私も仕事をしているので経済的に問題はないし、家事も少なくて済むし……。そんなことを考えていると、義母から着信が。「今からイツキを連れて行く」と言われました。
私は義母の真意が見えないまま、アミカと二人で到着を待つことにしました。
【第3話】へ続く。
原案・ママスタ 脚本・motte 作画・カヲルーン 編集・横内みか
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