ドジャースの大谷翔平選手(30)が4月19日(日本時間20日)、自身のInstagramで第一子となる女児が誕生したことを報告した。異国の地で初めての出産となった妻の真美子さん(28)をそばで支えてきたのは大谷だった。
大谷はInstagramで《健康で美しい娘を産んでくれた、愛する妻に心から感謝しています。そして娘へ──僕たちを、とても緊張させて、ものすごく心配させる親にしてくれてありがとう》(編集部訳)との英文とともに、赤ちゃんの足に夫婦が手を添えた”家族写真”を公開。球団やチームメイト、医療関係者などへの感謝を綴った。
18日(同19日)に”父親リスト”という産休制度を使って、敵地レンジャーズ戦は同行せずに真美子さんのそばにいた大谷。スポーツ紙記者は言う。
「万全のサポート体制があるとはいえ、初めての出産です。インスタグラムで胸の内を明かしていますが、誰もが感じるように大谷夫妻にも不安があったでしょう。大谷選手はできる限り真美子さんのそばにいて出産をサポートしたいと考えていたはずです」
実際、産休取得だけでなく、これまでも真美子さんに寄り添う気遣いが話題になってきた。
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「大谷選手が真美子さんの妊娠を公表したのは、’24年の年末。これをきっかけに、それまでの大谷選手の振る舞いにも注目が集まりました。
昨年9月にドジャースがナ・リーグ西地区優勝後のライブ中継で真美子さんと大谷選手の会話が映し出されたことがありました。その際、大谷選手は記念撮影を終えたかなり早い段階で真美子さんに『もう帰る?』と気遣いを見せていました。真美子さんは逆に『え? もうちょっと味わったほうが……』と、大谷選手に気遣いで返していたのですが、これも真美子さんの体調を気遣っていたのではないかと話題に。
また、昨年11月にMVPを受賞した際の中継で、ソファーに並んで座る真美子さんのお腹の上にデコピンが座ろうとした際には、大谷選手が”こっちだよ”というふうに、自分の方に引き寄せているような仕草をしていました。このことについても、真美子さんの体を気遣ってのことではないかと注目されていました」(前出・スポーツ紙記者)
順調に見えた妊娠生活だったが、1月にはロサンゼルスで大規模な山火事が発生。12億円豪邸と報じられ、大谷が住むはずだったラ・カニャーダ・フリントリッジ地区は一時避難命令が出るほどの被害となった。大谷一家も、2週間ほど自宅から避難を余儀なくされることに。
2月1日に本拠地・ドジャースタジアムで開催されたファン感謝イベント「ドジャーフェスト2025」に出席した大谷は、避難時のことをこう語っている。
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「ちょっと忘れ物をして(家に)戻ったときに、結構もう後ろの方が燃えていたので、うちも危ないかなと思っていたんですけど。それよりも妻とデコと一緒にまず避難することが先だったので、すぐに荷物をまとめて。夜中でしたけど」
まさに、“家族第一”の行動だった。
また最近、大谷がSNSにたびたびデコピンの写真を投稿していたことについて、スポーツ紙記者はこう推察する。
「真美子さんへの注目が過熱しないように、あえて愛犬を前面に出していたのかもしれません。それもまた、さりげない気遣いでしょうね」
そして迎えた第一子の誕生。父親としての一歩を踏み出した大谷は、出産翌日の4月20日(同21日)のレンジャーズ戦で早くも復帰。3試合ぶりの出場を果たした。プロ野球選手として、そして父として──。大谷翔平の“新たな二刀流”が、ここから始まる。
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