カフェ店員、常連客、常連客の理系彼氏、それぞれの心情がすれ違いながら交錯する――。そんな人間模様や登場人物の機微を洒落た絵柄で描いた漫画『別に好きな訳じゃない』がXに投稿されている。
作者は桐谷とうしろうさん(@kiritanitoshiro)。「別れと後悔」をテーマに生みだされた本作の制作について振り返ってもらった。(小池直也)
――本作をXに投稿していかがですか? 手応えなどがあれば教えてください。
桐谷とうしろう(以下、桐谷):想定よりも多くの方に読んでもらえたと感じています。
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――本作を描いたきっかけや着想について教えてください。
桐谷:「別れと後悔」を描いてみたいと思い、今回の作品が生まれました。
――登場人物が全員方向性の違うキャラクターなのも特徴的だと思います。実際にご自身も理系だったり、カフェ店員だったりしたのでしょうか?
桐谷:昔、喫茶店で働いていたことはありますが、これは関係ありません。色々なキャラクターの葛藤を描いてみたいと思ったからでしょうか……。
――他に制作で苦労した点、心がけた点があれば知りたいです。
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桐谷:毎週更新することを心がけていたのですが、これが結構大変でした(笑)。
――現在連載中の『ジムに出会いは求めてないのに』について、作者視点の見どころを簡潔に教えてください。
桐谷:『別に好きな訳じゃない』は「別れと後悔」をテーマに描きましたが、こちらの作品は「コンプレックス」をテーマに描きたいと思っています。
主人公の女性はぽっちゃりとした自分の体型にコンプレックスを抱えていて、また一方では低身長にコンプレックスを持っている男性が登場して……。そんな人間模様を描きたいです。
――今後の展望を教えてください。
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桐谷:Kindleで描きかけの漫画もありますのでそちらを完成させたいのと、グッズ販売、同人誌販売も興味があります。やりたいことがたくさんあって進みが遅いのが難点ですね(笑)。
(文・取材=小池直也)
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