母は桜花賞覇者の良血 フローラS史上初のキャリア1戦での戴冠へ

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2025年04月22日 12:00  netkeiba

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無敗での重賞初制覇を目指すエンジェルブリーズ(今年3月撮影、ユーザー提供:つんさん)
 17年の桜花賞を制したレーヌミノルの3番仔となるエンジェルブリーズ(牝3、美浦・中舘英二厩舎)が、フローラステークス(3歳牝・GII・芝2000m)で重賞初制覇を狙う。

 エンジェルブリーズは父エピファネイア、母レーヌミノル、母の父ダイワメジャーの血統。母は17年の桜花賞の覇者。曾祖母のプリンセススキーは87年のラジオたんぱ杯3歳牝馬Sを制している。母と同じく北海道新ひだか町のフジワラファームの生産馬となる。

 ここまで1戦1勝。今年3月の中山でデビュー。既走馬相手の初陣とあって単勝26.3倍の7番人気だったが、レースは横綱相撲だった。好位追走から4角で前に並びかけると、最後の坂で抜け出し、2着のマイネルフーガに2馬身差の完勝。さすが良血というべきポテンシャルを見せつけた。

 今回はレース史上初となるキャリア1戦での戴冠がかかる。一気の相手強化、更には2000mへの距離延長となるが、初戦の走りを見ると楽しみの方が大きい。母に続くデビュー2連勝でのタイトル奪取を果たし、オークスの有力候補に名乗りを上げてほしい。

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