「エア軍団」が5年3カ月ぶりのJRA重賞勝ちなるか マイラーズCでレース史上最高齢V狙う
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2025年04月22日 18:00 netkeiba

重賞初制覇を目指すエアファンディタ(今年1月撮影、ユーザー提供:zatsumuさん) エア軍団が久々の重賞制覇なるか。古豪のエアファンディタ(牡8、栗東・池添学厩舎)が、マイラーズカップ(4歳上・GII・芝1600m)で重賞初制覇を狙う。
かつては故・吉原貞敏オーナーと吉原毎文オーナー、現在は法人名義の(株)ラッキーフィールドが所有している「エア」の冠名からは、多くの活躍馬が出ている。GI馬はエアグルーヴ、エアジハード、エアシャカール、エアメサイアの4頭。また、「エア」の冠名を採用する前には、貞敏オーナーが所有していたワイルドモアが69年の皐月賞、ラッキールーラが77年の日本ダービーを制している。ただ、近年は大舞台で悔しいレースが続いており、JRAの重賞勝ちは20年の東海Sのエアアルマスが最後となっている。
マイラーズCにはエアファンディタが挑む。ハットトリック産駒の米国産馬で、エアアルマスの半弟。22年の洛陽S、23年の都大路Sとリステッドを2勝。近走は勝利から遠ざかっているが、3走前のチャレンジCでは3着に健闘している。脚質的にアテにできるタイプではないものの、展開次第では勝ち負けになっていい。
この馬自身は10回目の重賞チャレンジとなる。レース史上最高齢となる8歳での戴冠を果たすとともに、オーナーに大きなプレゼントを届けてほしい。
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