写真フランシスコ教皇が死去した。88歳だった。ローマ教皇庁(バチカン)は、イースターマンデーである4月21日に帰らぬ人となったフランシスコ教皇の死因を、脳卒中による心不全と正式に発表した。また、教皇は多発性気管支拡張症、動脈性高血圧、2型糖尿病も患っていたという。
フランシスコ教皇はバチカンが公開した遺言の中で、伝統を破り、ローマのサンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂に埋葬し、ラテン語の教皇名である「フランシスカス」が刻まれた「簡素で特別な装飾なし」の墓にして欲しいとしている。
教皇の遺体は月曜日の夜にサンタ・マルタ館の礼拝堂で棺に納められ、4月23日の朝にサン・ピエトロ大聖堂に移される。死後4日から6日の間に執り行われる必要がある葬儀の日程は、22日に決定され、葬儀後は9日間の公式服喪期間が設けられる。
フランシスコ教皇の訃報を受けて、イギリスのチャールズ国王は追悼の辞をこう述べている。
「妻と私は、フランシスコ教皇の訃報に接し、深い悲しみに暮れています。しかし、教皇が生涯と聖職を通じて献身的に奉仕された教会と世界に向けて復活祭の挨拶を述べられたことを知り、私たちの重い心は幾分和らぎました」
「教皇は、その慈悲深さ、教会の結束への配慮、そしてすべての信仰を持つ人々や善意を持って他者のために働く人々へのたゆまぬ献身によって、人々の記憶に残ることでしょう」
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