
高額品を扱う店では、客側もそれなりの高級車で乗りつけたり、かしこまった服装をしたりする必要があるのだろうか。マーケティング職の50代男性(年収1100万円)は、知人の「型落ちの古い小型車」に乗って、中古車も扱うディーラーを訪れた際の経験を語る。
「新型の中古車を見に行ったら、型落ちの車を勧められました。さらに、新車の見積もりを依頼したら、別の方が対応することになり、そのまま20分放置されたことがあります」
「新型の中古車」とは、型式の新しい未使用車のことだろう。在庫が無かったのか、それすらも買えない客と思われたのか……。(文:篠原みつき)
「セールスマンが何人も居るのに近寄って来ない」
しかし新車の見積もりも頼んでいるのに、放置とは冷たい対応だ。希望通りの車を見せて貰えず、客扱いすらされていない。その後をこう書いている。
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「受付の方が、飲み物を聞きに来ていただいたので、見積もり不要と状況を説明して帰りました」
同じく投稿を寄せた70代の男性も、自動車販売店で不快な思いをした。当時、会社の代表だったそう。夏場だったため、友人と「短パン、Tシャツ」というラフな服装で店を訪れたときのこと。
「いわゆる高級車を本気で買いに行ったのに、セールスマンが何人も居るのに近寄って来ない。仕方なくカウンターのお姉さんにカタログを貰いに行ったら、電話しながらあっちいけと手で追い払われた」
いくらラフな服装でも、追っ払うとは失礼な対応だ。男性は結局、別のメーカーの高級車を購入した。後日談をこう書いている。
「最初に行ったメーカーの車はその後買うこともなく、やっぱりその会社は斜陽になった」
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