
登録者数214万人の人気YouTubeチャンネル『もちまる日記』。猫の「もちまる」や弟の「はなまる」と飼い主の「下僕」の日常が投稿され、猫たちの可愛らしい様子で爆発的な人気を博した。そんな大人気チャンネルに、異常事態が起きている――。
夜中に5回の嘔吐で搬送
2021年には、YouTube動画の再生回数が6億回のペットインフルエンサーとして、ギネス世界記録にも認定された「もちまる」。過去には指原莉乃や中川翔子もゲスト出演するなど、その知名度は“ペットYouTuber”の中でも随一と言える。
しかし、4月20日に更新された動画はファンに衝撃を与えた。タイトルは「もちの治療に集中するためしばらくチャンネルを休止します」というもの。今年2月にも4日間更新を停止していたが、今年2度目の休止となる。
「動画では、“もちまる”の体調不良について説明されました。これまでにもたびたび不調の様子が伝えられてきましたが、説明によると、数日前の夜中に5回の嘔吐を繰り返し、病院に搬送したとのこと。“点滴と制吐剤でなんとか体重も食欲も戻り、ご覧の通り今は元気”と説明されていますが、搬送先の病院では体力を消耗していたため、精密検査は行わなかったといいます」
動画内では、「嘔吐の原因が慢性腎臓病の悪化や尿管閉塞なら、この数日で詰まった尿管や腎盂が拡張したと思うので、エコーを撮ればはっきり分かるでしょう。もし尿管閉塞なら緊急手術することになります」とも説明。「今後、急に何が起こるか分からないので、皆様には多大なご心配をおかけする形になるのですが、しばらくはもち様の体調面に専念するために、動画の投稿をお休みさせていただきたいです」と、休止の理由を明かしている。
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「もちまる」の病状が心配だが、現在ネット上では飼い主の「下僕」に対して厳しい意見が殺到している。その背景には、投稿動画での度重なる“炎上”騒動があった。
「虐待と言われても仕方ない」
「普段は穏やかな生活を配信している『もちまる日記』ですが、猫たちにいたずらをして嫌がる姿や驚いた様子を公開することがしばしばあるんです。昨年の秋ごろには、“もちまる”に強炭酸水を飲ませる動画をアップして大炎上しました。また、2023年6月には“子猫が棚に閉じ込められた”という動画を投稿。ネット上では“閉じ込められてるなら何をのん気に撮影しているんだ”と、X(旧ツイッター)で《監禁》《動物虐待》というハッシュタグとともに拡散される事態になりました」(芸能ライター)
ほかにも、洗面台にいる猫に突然水をかける、猫同士がケンカしている様子を止めることもなく撮影する、おやつと思わせて薬を出す、わざとご飯を極端に少ない量で出すなどしてその反応を楽しむような動画をアップ。その内容は、これまで幾度となく問題視されてきた。
そんな経緯を受けての休止報告とあって、ネット上では、
《強炭酸水なんか飲ませるから、水飲むの怖くなって脱水状態で腎臓病悪化するのが分からんかね……》
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《本当に猫好きだったらさせないことばかり見てきたよ。虐待と言われても仕方ない》
《猫を飼った事のない私でも気がつく違和感》
《再生回数欲しさに無茶なことをし始めるから猫にストレスがかかって体調を崩す》
《金儲けの道具として猫に負担かけすぎたからでしょ 飼い主がもちまるの身体を“壊した”ようにしか見えない》
など、批判の声が殺到している。
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ペットの育て方、愛し方は人それぞれかもしれない。しかし、むやみにストレスをかけるような動画を投稿し続ければ、214万人の目の色は変わっていくだろう――。