画像提供:マイナビニュースLuupは4月21日、電動キックボードや電動アシスト自転車など「電動マイクロモビリティ」のシェアリングサービス「LUUP(ループ)」の3時間・12時間乗り放題パスが、4月29日からファミリーマートのスマホプリペイドで購入可能になると発表した。
○LUUPの乗り放題パスがファミマで購入可能に
LUUPは、スマートフォンアプリを通じて電動アシスト自転車や電動キックボードを借り、街中のポート間を移動できるシェアリングサービスである。現在、12エリアを中心に展開しており、全国のポート数は12,800箇所以上となっている。
ポートの増加に伴い、展開エリアが広がり、さまざまなスポットへの移動が可能になった。ユーザーからの「長時間での利用に適した料金プランを提供してほしい」との要望を受け、2023年8月から買い切りの3時間・12時間乗り放題パスの販売をオンラインで行っている。
ファミリーマートでは、店舗敷地内の空きスペースの活用や利用者の来店促進による加盟店収益の向上を目的にシェアサイクルの設置を進めており、2020年10月からLUUPのポートを導入している。さらに2022年4月には、Luupと資本業務提携を締結し、ポート設置の加速および相互送客の促進に取り組んでいる。
今回、ファミリーマートのスマホプリペイドからの購入が可能となったことで、ユーザーは身近な店舗で、ファミペイに加え現金で同パスが購入できるようになる。また、ポートが設置されているファミリーマート店舗では、乗り放題パスを購入後すぐにサービスを利用することが可能であり、休日のおでかけや散策・観光などにおいて利便性の向上が期待される。
○購入方法と注意点
購入方法は、まずスマホプリペイドのサイトから商品・金額など必要情報を入力の上、バーコードを発行する。店舗でそのバーコードを提示し、レジにてスキャンして決済を行う。支払い後、画面上に表示されるPINコード、または入力したメールアドレスに届くコードを使用して乗り放題パスを利用することができる。
全国のファミリーマート店舗(一部店舗除く)で購入可能だが、パスの適用エリアは東京、大阪(近畿大学は対象外)、新大阪、コスモスクエア地区、横浜、京都(舞鶴市は対象外)、宇都宮、神戸(ネスタリゾート神戸は対象外)、名古屋、広島、仙台、福岡、朝霧、津、高松、岡崎、北九州、浜松に限られており、一部地域では利用できない。
また、LUUPの利用には、LUUPアプリでのアカウント登録およびクレジットカード情報の登録が必要となる。3時間・12時間パスのみで利用することはできない。(Yumi's life)