重賞初制覇を目指すロードガレリア(今年4月撮影、ユーザー提供:あすりさん) フィエールマン産駒のロードガレリア(牡3、栗東・藤岡健一厩舎)が、青葉賞(3歳・GII・芝2400m)で重賞初制覇を狙う。
ロードガレリアは父フィエールマン、母エトワールブリエ、母の父ロードカナロアという血統。母はJRAで2勝で、祖母スターコレクションは3勝。曾祖母のシンコウエトワールは96年の札幌3歳Sでセイリューオーの2着だった。
ここまで5戦1勝で、3走前の黄菊賞は後の皐月賞馬ミュージアムマイルに1秒1差の4着。前走のアザレア賞では初の2400mも奏功したのか、バテることなく脚を使って2着に浮上。非凡なスタミナがあることを証明した。重賞挑戦で相手はさらに強くなるが、持久力勝負になれば出番があっていい。
フィエールマン産駒はこれまでJRAで12勝を挙げている。先週はノビリシマビジョンが1勝クラスを勝ち、産駒初の2勝馬となった。ここでロードガレリアが父に初タイトルを届けることができるか。その走りに要注目したい。