
【写真】美しい衣装に身を包み、スマートフォンを持ったまま笑顔を向けるイサベラ女王
Peopleによると、ポートレートは写真家のスティーン・エヴァルドが、コペンハーゲンのアマリエンボー宮殿内にあるフレデリック8世宮殿の騎士の間にて撮影したもの。イサベラ王女は、オレンジ色のサテン地のドレスを纏い、水色エレファント勲章のサッシュとレガリアを身に着け、エレガントにポーズ。淡いブルーに輝くディアラは、成人を祝い、祖母であるマルグレーテ女王から初めて贈られたものだそう。
ターコイズとダイヤモンドをあしらったティアラは、19世紀後半に作られたもので、元はスウェーデンのマルガレータ王太子妃が所有していたものを、娘のイングリッド王女が堅信礼の贈り物として譲り受け、フレゼリク9世の王妃の妻としてデンマーク王室入りした際に同国へ持ち込まれた。可愛らしい花モチーフが11つあしらわれており、家族内で「デイジー」の愛称を持つ女王と孫娘の絆を象徴し、選ばれたようだ。
装飾品のセットであるパリュールの一つとして作られたティアラには、イヤリングやネックレスもお揃いで存在し、イサベラ王女がポートレートで身に着けているイヤリングも、同じパリュールのアイテムだとみられる。またティアラも、台座から取り外してブレスレットとして利用できるそうだ。
イサベラ王女は、フレデリック国王とメアリー王妃の第2子で、兄に19歳クリスチャン皇太子、14歳の双子の弟と妹、ヴィンセント王子とヨセフィーネ王女がいる。王室では王女の成人を記念して、今月半ばから記念行事を数度にわたって開催。11日には、同国第二の都市オーフスの市庁舎で、初の公式スピーチを披露したほか、15日の夜には、デンマーク王立劇場で祝賀コンサートを開催。主役であるイサベラ王女は、イェスパー・ホヴリングがデザインしたシックなドレスに、母から借りたダイヤモンドのペンダントイヤリングを合わせ、大人の装いを披露していた。
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引用:「DET DANSKE KONGEHUS DK」インスタグラム(@detdanskekongehus)