
(左から)パーソナリティの山崎怜奈、加藤紀子さん
◆東京に来て“故郷の良さ”を実感
れなち:加藤さんはいつまで三重県に住まれていたのですか?
加藤:私は高校2年生が終わってから東京に来ました。歌手になりたかったんですけど、「三重県にいては(歌手になる)きっかけが見つからないんじゃないか」と思って。今はインターネットとかもあって、(地元にいても)いろいろチャンスがあると思うんですけど、当時はなかったので「とにかく都会に出なければ!」という焦りでいっぱいでした。
でも、東京に来たことで、自分が住んでいた街が「すごくいいところだったんだ」と気付きましたし、自分に故郷と呼べる場所があることって宝だなと思います。
れなち:加藤さんは、鈴鹿サーキットなどがある鈴鹿市出身ですが、鈴鹿市の魅力はどこでしょうか?
加藤:海も山もあって、いまだにホタルが飛んでいるくらい水がキレイな場所があります。あとは方言がチャーミングで……。
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加藤:「伊勢の“な”言葉」と言って語尾に“な”がつくんですよ。「昨日な、遊びに行っとってな……」みたいな。
れなち:へぇ〜!
加藤:名古屋から鈴鹿に向かう電車のなかで、その方言が聞こえてくると“地元に帰ってきたな”と思って心がくつろぎます。
◆三重県のニュースポット
れなち:三重県というと鈴鹿サーキットや伊勢神宮が有名ですが、その他におすすめのスポットはありますか?
加藤:最近は、多気郡多気町というところに「VISON(ヴィソン)」という大きな商業リゾートができました。そこは、三重県のいろんな食事が楽しめたり、「HACIENDA VISON(ハシェンダ ヴィソン)」という素敵なホテルがあったり、薬草のお風呂もあって、いろんな人に楽しんでもらえるエリアがあります。
れなち:観光客をお迎えする準備は完全に整っているんですね!
加藤:完璧です!(VISONは)伊勢神宮にも近いし、一歩出ればまた違うグルメも食べられるので。飽きさせないですよ!
れなち:行きたい〜! あと、三重の人ってどういう方が多いですか?
加藤:わりとのんびりしていて前に出て行かない、みたいな県民性があるんじゃないかなって私は思いますね。例えば(名古屋名物の)“天むす”ってあるじゃないですか。その発祥は三重県津市のお店なんです。
れなち:そうなんですか!? 知らなかった!
加藤:すごくおいしいんですよ! だけど「名古屋の皆さんがそうおっしゃるなら、それで大丈夫です」っていうところが、三重県の人のいいところだなって思っています(笑)。
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番組名:山崎怜奈の誰かに話したかったこと。
放送日時:毎週月〜木曜 13:00〜14:55
パーソナリティ:山崎怜奈
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/darehana/
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