フジテレビは23日、同局の清水賢治社長(64)とフジ・メディア・ホールディングス(FMH)金光修社長(70)によるハラスメントがあったと告発する“文書”の内容を否定した。同文書は4月上旬に本紙などの報道機関や、米投資ファンドで大株主のダルトン・インベストメンツなどに宛てられたもの。
金光氏に関しては過去にあったとされる社内セクハラや家庭内トラブルについて記されている。本紙の取材に対して同局は「そのような事実はございません」と否定。清水氏に関しても過去にあったというセクハラについて記されており、同局は「現在、フジテレビでは、真偽不明の案件も確認することにしております」と回答した。
同局は3月31日、都内の同局で、中居正広氏の女性トラブルに端を発した一連の問題について、調査した第三者委員会の報告会見を実施。女性社員にタレントを接待させていたとする“上納”文化の事実についても確認され、2件の類似事案も公表された。ハラスメントに寛容な風土の存在は否定できないと報告されていた。
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