年収900万円でも「割引日はExcel管理」「バーバリーは修繕して着倒す」 節約を徹底する女性

0

2025年04月24日 06:20  キャリコネニュース

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

キャリコネニュース

写真

物価の高騰が止まらない今、外食を控えたり、セール品を利用したりといったちょっとした節約を心掛けている人は多いだろう。しかし、一般的に見て高めの収入があるにもかかわらず、徹底した節約生活をしているという投稿が寄せられた。

宮城県に住む60代女性(専門職/コンサルタント・士業・金融・不動産)は年収900万円。それでも日常の些細なことまで倹約を心掛けている。

「食品、特に、魚介肉は、費用対たんぱく質で選ぶ。ペットボトルは買わない。マイボトルを利用。コーヒーはコンビニもほとんど利用しない。野菜は基本畑で作る。冬のキュウリやトマトなどハウス物は基本買わない。旬のものを買う。チーズはふるさと納税、ハムは株主優待などを利用。外食も株主優待」

これに加え「イオンや生協、ドラッグストアなどがいつ割引日なのかExcel表を作った」と、驚異の徹底ぶりを明かした。(文:林加奈)

「バイクは自動二輪だが、30年乗っている。車も15年。自転車は20年以上」

特に「生協は、1万円を指定曜日に入金しポイントをもらう」と、ポイ活も忘れない。そして

「ペーパータオルは基本使わない、古くなったタオルなどを切っておいて、油ふきなどに使う」

「銀行は手数料を取られない時間帯に使う。基本はインターネットバンキング。時間を取られないようにする。時間もお金も、消費、浪費、投資になっているか考える」

「外の用事は貯めておいてくるくる回る。テレビはない。バイクは自動二輪だが、30年乗っている。車も15年。自転車はママチャリだが、20年以上乗っている」

節約のポイントは“お金も時間も徹底してロス排除”することかもしれない。一方で、食事に関しては、こうも言及している。

「畑は、生協の外にある精米機の米ぬかを持ってきて、鶏糞やもらってきた木くずと発酵させて肥料にしている(前は、ニワトリも飼ってみたが、雌でも卵を産むときにうるさいと近所から言われて、あきらめた)。生ごみはもちろん、生ごみバケツで土に返す」

「ケーキは、昔はホールケーキを作っていた。つまり、クリスマスは手作りケーキと料理、おせちも作っていた。糖質をあまり食べないように、米は炊いていないが畑のじゃがいも、さといも、ながいもを食べる」

女性は「お金だけではなく、時間にも貧乏性を発揮させる」と自身の節約術を評しているが、食費の節約のためには手間を惜しまない様子がうかがえる。

「スポーツジムを利用できる会社の株を購入したが、往復時間がとられるのが面倒」

物を大切にし、何度も修繕して使えるまで使い続けるという点も徹底している。

「カーテンも、延ばしたり足したりして、前の家の時に購入したものを使っている」

「靴下が『おはようくつした』になったときに購入する時間、行くまでの交通費、選ぶ時間、捨てることを考えると、穴をふさぐのがいいのではと一時穴は繕っていた。セーターも」

こうした節約術を続けた結果からか、購入する衣服は「サマーウールのスーツとか、バーバリーのコート」と上質なものを選んでいる様子。これを袖口が擦り切れるほど着用し、

「(バーバリーの)裏地をほどいて袖口をジグザグ縫って、1センチ内側に入れて裏地をとじつけた」

と、修繕してまだまだ愛用する勢いだ。このほか、

「株主優待券ならもったいなくないなあと、スポーツジムを利用できる会社の株を購入したが、往復時間がとられるのが面倒で結局、家からスタート、ウオーキングやジョギングで間に合わせている」

と、ジムを往復する時間さえも節約するほどの徹底ぶりも明かしていた。

キャリコネニュースでは「お金はあるのに貧乏性の人」をテーマにアンケートを行っています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/PIXKF66W

    前日のランキングへ

    ニュース設定